かんちゃん家(小山市)No.0090
Baby home nozawaya

温度差のない暮らしを楽しむ家 見学可能.png

おうちデータ

  • かんちゃん家(小山市)
  • 築年数…8ヶ月
  • 延床面積…45.6坪
好きなインテリアは?

家を建てる以前は1940~1960年代のミッドセンチュリーが好きでした。チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン等の名作は現代のインテリアにも合いますしね。でも、子どもを育てるなかで徐々に好きなインテリアが変化していき、ナチュラルなもののなかに少しだけポップさがあるくらいがちょうど良い感じで落ち着いています。

好きな雑貨屋さん・家具屋さん

D&Department Playmountain unico 4ROOM

参考にした雑誌

Casa BRUTUS チルチンびと

家を持つきっかけは?

結婚後5年ぐらいまでに家を建てたいと考えていました。子どもが生まれて歩けるようになったら本格的に建てることを考え始めました。アパートじゃめいっぱい遊ばせられないですからね。うちより先に姉夫婦が工務店さんで家を建てたのでそれも1つのきっかけでした。

購入を考え始めたのは誰?

夫婦同時でしょうか。特にどっちが早く建てたいといったわけではありませんでした。
家を建てるのは若いうちに・・・という考えは常にありましたが、自ずとその時期が来たといった感じです。

なぜ、その施工会社に決めたのか?

初めてお世話になった工務店さんの見学会に行ったのは今から5年以上前でした。結婚をする前だったのですが、はじめて「家」というものを意識するようになりました。その後、工務店さんの施工物件を何件も見に行くたびに、更によいものを作ろうという前向きな姿勢に、我が家はこの人に任せてみようと決心しました。

お気に入りの場所は?

1Fの大容量のクローゼットですね。クローゼットには全シーズン分の衣類をはじめ、ほぼ全ての収納を集約してあります。家がスッキリと保てるのは、この収納のおかげですね。家全体暖かいので、家族みんなここで着替えもすましています。

もう1度家を建てるならどんな家にしますか?

寝ころんで天井を見上げると自分の家ながら「ステキだな~」と思えるので、今と同じ木の温かみのある家がいいですね。住む場所は、今の家が新興住宅街なので、次は田舎でのんびりしたところが良いですね。あとは、お互いの祖父母両親も一緒に住めるような家にも憧れます。

これから家を建てる人へのメッセージは?

自分の想いをカタチにするのは家づくりの醍醐味かもしれませんが、こだわりすぎないほうがいいと思います。思いっきり施工会社に委ねることも必要かもしれません。私たちは信頼できる施工会社に出会えたので、基本的にはお任せすることができました。

ウチミセレポート

計算し尽くした家事動線

キッチンと横並びに家事室を設けました。そして家事室の向かいには大容量のクローゼット。動線もスムーズで、日々の生活、家事にもストレスがありません。

小さなお子さんがいると洗濯物もたっぷり!運ぶ・干すという作業は意外に大変ですが、家事室内ですべて済むのは最高ですね。クローゼットが隣だから仕舞うのも楽ちん。夜洗濯したら朝には乾いちゃうというのも優秀ですね!


お着替え快適!なクローゼット

1Fクローゼットには全シーズン分の衣類はじめすべての収納を集約しました!クローゼット内もあたたかいので、家族全員ここで着替えもしちゃいます。棚の区切りなどはすべて工務店さんにすべておまかせしました。

お家にこれだけのまとまった収納スペースがあるというのはすごいですね。これなら脱いだ洋服が部屋のあちらこちらに、なんてことも起こりようがないですし、物がスッキリと片付けられますね。


家全体が一体空間

2Fホールからはリビングダイニングを一望できます。各部屋の壁は天井まで伸ばさず上部はオープンになってます。家全体がつながっているので、どこにいても同じ温度で過ごせるのが嬉しいですね。

空気の循環も抜群な構造で、家のどこにいても森林浴しているような気持ち良さを感じることができました。


家が長持ちする工夫

一年中快適に過ごせるようにと、夏用の排気窓が付いています。まだ梅雨や夏の暑さは経験していないのですが、快適に過ごしています。

空気の流れをうまく取り入れた家は、生活環境を整えるだけではなく家自体の長寿化も図れるそうです。



失敗ポイント

ある意味プライバシーがない

主人は深夜帰りが多いのですが、帰ってきてからテレビを見たりするのに、家全体に音が伝わりやすいので遠慮してしまうようです。書斎的な少し籠れるスペースがあっても良かったですね。

天井まで続く吹き抜けは空気の通りが良いことに加え、音の通りも良くなりますよね。家族が寝静まってからは気を遣うかもしれませんが、見方によっては、いつも家族の声が届く安心感がありますね。


防音をもう少し念入りにしても良かったかも

ピアノ教室の部屋は壁をほかより厚くして防音仕様になっています。しかし、うっかり教室用の出入り口用の扉は普通のものにしてしまったんです。外に音が漏れてしまうので、どうにかしなきゃと考えています。

玄関とは別に設けたピアノ教室用の扉については完全に盲点だったようです。厚めのカーテンなどで対策すると良さそうですね。


コストダウンポイント

温度差を最小限にする熱換気システム

玄関に段差がないので、空気の流れが一定に保てて温度差が生まれにくいんです。玄関に入った瞬間から暖かくほっとしますね。エアコンも一日中つけっぱなしですが、電気代もそんなに高くなくて助かっています。

床下の地熱を利用する熱交換システムを取り入れているので、一年中家の中は快適なんだそうです。


水回りは扱いやすさ優先で

お風呂やキッチンなどの水回りは、毎日使うものですから扱いやすくお手入れしやすいものを選びました。

リフォームのことなどを考えると、取り換えしやすいユニットタイプが一番ですね。





こだわりポイント

家事室はひろびろと!

キッチンから続く家事室は私の希望でとにかく広くしてもらいました。洗濯機に物干しスペースを設けても十分な広さです。私の身長に合わせてもらった作業台のおかげで、アイロンがけも立ったまま行えて助かっています。

小さいお子さんがいると洗濯物が多くて大変ですが、夜干せば朝には乾いちゃうというから羨ましい!これだけ広さがあると、シーツなど大きめのものもラクラク干せていいですね。


料理時間が楽しくなる仕掛け

キッチンの造作の棚は、見せる収納と隠す収納を分けました。鍋やボールなどは棚からすっと取り出せて使い勝手がいいんですよ。子どもも自然にお手伝いするようになってくれました。主人お手製のゴミ箱も、大容量でいい仕事をしてくれているんですよ。

「料理が楽しくなるキッチンなんです」との奥様の嬉しそうな笑顔が印象的でした。使いやすさを考え抜いたからこその賜物ですね。


間接照明でカフェのような雰囲気に

「お家ぽくない」ってよく言われます。直接照明が見えないせいでしょうか。空間全体にやさしい光が広がるから、カフェみたいに居心地がいいですね。夜の雰囲気も格別ですよ。

梁の上部に配置した照明は家全体を優しく照らしていました。一般的な照明でも、設置の仕方で印象がガラリと変わる素敵なアイデアですね。


床は無垢のパイン材です

無垢のパイン材の床は、足ざわりが良く暖かいので気持ちが良いですね。浮造り仕上げなので木目もはっきり見えてきれいなんですよ。

浮造り仕上げの床は滑りにくいという効果もあるそうです。足触りも良く素足で過ごすには最高ですね。


Uchimise Photo 


レポート後記

HIRO 部屋を移動しながら感じたのは「どこにいてもあったかい」ということです。ご主人こだわりのグリーンやインテリアの映える空間、一つひとつの家事を丁寧に行いながらピアノ教室をされている奥様を思いやる間取り。ご夫婦らしさが実現できたのは、愛を持って家づくりに取り組んだ工務店さんの想いがあってこそなのだなと感じました。

レポーター:HIRO

こちらのお宅は、 見学可能.png です

案件番号 No.0090 かんちゃん家(小山市)
「温度差のない暮らしを楽しむ家」