SUMI家(栃木市)No.0107
3世帯が集う家
おうちデータ
- SUMI家(栃木市)
- 築年数…4ヶ月
- 延床面積…37坪
- 好きなインテリアは?
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カリフォルニアや西海岸テイストの物が大好きです。せっかくの輸入住宅ですから、そのイメージに合う物をネットで探して、少しずつ揃えて行くのを楽しんでいます。好みにピッタリの物が見つかったときは嬉しいですよね。
- 好きな雑貨屋さん・家具屋さん
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ジャーナルスタンダード、アレッダ、ネットで好みの物を探して買います。
- 家を持つきっかけは?
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住んでいた家が古くなってきたので、そろそろ建て替えようかと考えていました。建て増しを何度かしていたので家事動線が悪かったんです。子どもたちも成長して部屋の使い勝手も変わって来ていましたから、良いタイミングだったと思います。
- 購入を考え始めたのは誰?
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私かな。それまで何も準備していなかったので、まずはネットの情報サービスを参考に探し始めました。外観の好みがあったのでそれに近い物を探しながら、いろいろ悩みましたが三世帯が集う家の温かみみたいなイメージの家にしたいと考えていました。
- なぜ、その施工会社に決めたのか?
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ネットで検索しながら、イメージにピッタリの外観を見つけたんです。他にも何件か見て回りましたが一番合っていたと思います。何度かお話をするうちに私たちの要望を良く理解してくれて、迅速に対応してもらえたのも決め手だったかもしれません。
- お気に入りの場所は?
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ダイニングからリビング越しに見る玄関です。家族みんな同意見です。シュークロークにつながる漆喰の壁のアーチはもちろん、下段の方のレンガもお気に入りです。夜は照明も灯るのでさらに雰囲気があって、インテリア雑誌のページを眺めている感覚かも(笑)。
- もう1度家を建てるならどんな家にしますか?
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コストと土地の広さを考えないでいいなら、「カバードポーチ」を玄関前から南側にL字に作りたいです。塗りの外壁も初めは考えていたのでやってみたいかな。もちろんテイストは変えずに建てたいので、内装も一階だけでなく二階も漆喰の壁と無垢材の床にしたいです。温かみのある家族が集う家と言うイメージも崩したくないですね。
- これから家を建てる人へのメッセージは?
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現場になるべく足を運ぶことでしょうか。工務店さんなら、その場で可能な限りの要望を聞いてくれるので、より希望に添った家になると思います。好みをハッキリ伝えて理解しておいてもらえると、様々な工程でスムーズな進行に繋がったように感じました。大きな買い物ですから担当の方との信頼関係を築くためにも、たくさんお話しするのは大切だと思います。
両方向でぶつかりません
キッチンに二方向から出入りできます。みんなでキッチンに立ったときも、ぶつかったりしないで済みます。息子が友だちを連れて来た時なども、ストレスなく飲み物などの受け渡しが出来ます。冷蔵庫の位置もダイニングとキッチンの間なので便利です。
位置が一石二鳥
ベランダへ出るための掃き出し窓の直ぐ内側に、物干しを設置してもらいました。急な雨の時も、取り込みながら掛けていけるので、とても重宝しています。梅雨や花粉の時期の室内干しとしても、階段踊り場の窓が反対側にあるので、風通しもいいから文句なしの場所にあると思います。
急な雨は、とにかく慌ててしまいますよね。様々なツールも、動線上にあれば、より便利に感じると思います。生活スタイルなど考えて設置するのがポイントですね。
スペース利用で便利に使う
階段下収納が、洗面スペースの直ぐ隣で便利です。扉がないので、両手がふさがっているときも出し入れが苦になりません。間取り上、リビングに隣接しているので、リビング収納の役割も果たしてくれています。
リビング収納は別にありましたが、掃除機などの大きな物や季節性のある物など、しまって置けるスペースがあるととても便利に感じます。使いたい場所の直ぐ近くにあることは重要な要素かもしれません。
音が気になる
ドアの閉まる音が、思いのほか大きく感じて気になります。特に、リビングに隣接した洗面スペースへのドアは、湿気のあるところだし開けておくことが多いので一番気になるかな。後付けのクッション材などで試してみて、もう少し抑えられたらなと思っています。
生活音は必ずあるので、ゼロにすることは出来ませんが、対策として、後付けの物を利用すれば軽減に結び付きそうです。以前住んでいた家の仕様と違っていると、住んでみてから初めて気付くことがありますね。
せっかくだから
吹き抜けの南側に、明り取りの窓があっても良かったかな。十分に明るいけれど、せっかくの吹き抜けなので、そんなに大きくなくてもいいから付けてもらえば良かったと思います。
吹き抜けの小さな窓は、憧れと遊び心でどうしても付けたくて~と奥さま。シーリングファンもその小窓のために、スペースの問題から小さめの物にしたそうです。こだわりの吹き抜けですから、より理想に近付けたかったとお話しくださいました。
家族使いと分けて考える
こだわりの漆喰壁や無垢材の床は、一階だけにしました。他には、システムキッチンやバスルームなど標準仕様でお願いしてあります。二階は壁紙ですが、テイストは崩さずにそれぞれの部屋に一面だけ変化を持たせて選びました。
好みのテイストの家を選んでいることで、標準仕様の中に気に入った物が大体揃っていたため、悩まずに選べたそうです。標準仕様ならばコストがわかっているので、削る部分と十分に充てる部分がハッキリしますね。
出入り口は必要最低限
初めは、ダイニングからもウッドデッキに行けるように掃き出し窓を考えていたんですが、最終的にコストを考えて腰高の窓に変えました。リビングからと母の部屋から行けるようになっているので十分ですね。
必要以上にコストを掛けないために、様々な視点から、その部屋をどの様に使うかを考えることは大切ですね。図面上での生活のシミレーションは、難しく感じますが、それまで過ごしていた家でのことなどを参考にするといいかもしれません。
家の顔とも言える場所
とにかく広さにこだわりました。三世帯が集まる家なので、靴がとても散乱してしまうの。子どもたちのは大きいし(苦笑)。お客様がいらしたときはもちろん、普段もスッキリ使いたいと、アパートの頃からずっと思っていたので、広々とした玄関が好みのテイストに仕上がって大満足です。
玄関をスッキリ使うために、シュークロークはぜひ欲しいスペースですね。大きな靴がたくさん並ぶなら、フリーのスペースを多くとって正解ですね。
憧れの実現
絶対つけたかったカウンターを、真っ先にお願いしました。天板やカウンター、スツールなどもこだわって揃えました。家族が集まったときや、子どもが友だちを呼んだときなどにも活躍しています。
大勢集まってする食事は、賑やかで楽しいですね。更に、好みのテイストで揃えられていたら使うのも楽しくなりますね。
柔らかさを求める
一階は、塗りの壁と無垢材の床にしてもらいました。塗りの壁の凹凸や漆喰の質感などに温かみを感じます。それを生かすために、シュークローク、仏壇などのスペース上部はアーチ状にしました。掃除のためにクロスを使っているところもありますが、雰囲気は崩さないように選びました。一階のトイレは、とても気に入って自分で購入した壁紙です。
丁寧に素材選びをされることで、好みの空間を完成させたと言えるのではないでしょうか。担当の方に早い段階で、好みを理解してもらうのもポイントになっているようです。
Uchimise Photo
奥さまがお話しくださった「集う家」は、家族の「大好き」を集めたくつろぎ空間でした。まるで家の中心であるかのように存在している憧れと実益を兼ねたカウンターが、リビングの大きなソファと一緒に、集まってくる家族を迎えるのではないでしょうか。大勢で楽しく食事をされる光景が目に浮かびました。
レポーター:けい
アーチ型に抜かれた壁は、キッチンへの出入りだけでなく、ちょっとした物の受け渡しにも便利ですね。