Kさん家(宇都宮市)No.0026
家族のスタディールームで集う家
おうちデータ
- Kさん家(宇都宮市)
- 築年数・・・5年
- 延床面積・・・45坪
- 好きなインテリアは?
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ナチュラルな感じが好きです。物が溢れてゴチャゴチャした感じが苦手なので、すっきりとしたシンプルが一番落ち着きます。
好きな雑貨屋さん・家具屋さん 無印良品・アクタス
参考にした雑誌 comehome、リンネルHOME、ソトコト
- 家を持つきっかけは?
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やっぱり子供が生まれた事が一番の要因ですかね。一軒家の賃貸に住んでいたんですが、このまま家賃をずっと払っているくらいなら、自分達の家を建てても良いのかなと考えだしました。
- 購入を考え始めたのは誰?
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夫婦二人です。
- なぜ、この施工会社に決めましたか?
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たまたま気に入った土地が建築条件付きだった事も有りますが、施行会社の営業マンと私が意気投合したのも決め手です。この人となら、一緒に家つくりを楽しめそうな感じがして…。まさに、仕様などを決めていく際にも色々と相談しながら決める事ができました。プロの意見て本当に参考になりました。今も良いお付き合いが続いています。
- お気に入りの場所は?
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2階の勉強部屋です。みんなが自然と集まる部屋だからです。各自が違う作業をしていても一体感があるというか…落ち着くんですよね。下の子も幼稚園に通いだしたので、日中は趣味のアルバム作りに勤しんでます。
- もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?
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平屋です。将来的な事を考えると狭くても暮らしやすい方が良いじゃないかと…(笑)実は、私の両親が最近平屋の家を建てたんですよね。とっても住みやすく出来ていて、ちょっと羨ましく思っちゃいました。
- これから家を建てる方へのメッセージを
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忙しくても時間をかけて、こだわりを持った家を建てて欲しいです。装備品なども毎日使うものですから、妥協せずに選んだほうが、日々の生活が楽しくなりますよ。
家族みんなの勉強部屋!
2階の勉強部屋ですね。子供部屋に机を置かないと決めていたので、家族全員で使えるスペースを設けました。図書室みたいな感じで気に入ってます。子供も帰宅すると真っ先にこの部屋に行って、宿題に取り掛かります。疲れたらリビングに降りて休んだり…と、子供ながらにOn・Offの切り替えができるみたいですね。まさに大成功と言えます。
トイレの鏡を大きく!お客様に好評です。
1階のトイレに洗面スペースを設けました。大きな鏡もつけたので、来客の方のちょっとしたスタイリングスペースになっています。わざわざ、洗面所に行かなくても良いようにと母の意見で取り入れましたが、確かに洗面所はバスルームに繋がる空間なので気を使いますよね。
上半身は余裕で映る程の大きな鏡があるので、身だしなみを整えるには十分でした。確かに洗面所ってプライベートな感じがするので、お借りするのには躊躇しますよね。お母さまのアドバイスは、気遣いの賜物ですね。
深い軒で洗濯物は安心!
2階ベランダの軒を大きくしました。洗濯物を干しっぱなしで出かけても、多少の雨風では濡れません。お出かけも気兼ねなく行けるようになりました。
大きなベランダにせり出した軒により、まさにプライベートバルコニーという言葉がぴったりでした。しかし、軒により日差しが部屋の中に届かず、冬はちょっと寒いそうです。
玄関からパントリー・キッチンの流れが欲しかったな・・・
玄関からキッチンへ直接出入りできるようにすれば便利だったかな。シューズクロークを反対側に取り付けてれば、キッチン側に扉とパントリーが出来たのに…設計の段階では思いもしなかったんですがね(笑)
住んでみて初めて気がつく事も多いんですね。生活動線などは、必要以上にシミュレーションしてみるのも有りですね。
リビング階段は想像以上に寒い・・・
リビング階段は予想していた以上に寒いです。2階との繋がりを考えて、リビング階段はどうしても外せなかったのですが…。ロールスクリーンを設置して対策しています。
素敵に設置されたロールスクリーンはお部屋に溶け込んでいました。あまりのマッチングに、遊びに来たお子さんのお友達も、壁かと思って突撃!!したりするそうです。
エアコンだけでもあたたまるけど風が気になる・・・
暖房設備をエアコンのみにしました。高断熱高気密が売りの家ということでしたので… エアコンで一度暖めてしまえば問題ないのですが、段々住み続けていると送風が気になりだして。加湿器などを使っていても喉が痛くなるんですよね。大人がそう感じるから、子供はなおの事ですよね。
高気密高断熱の家って何もしなくても冬暖かいってイメージが有りますが、違うんですね。ご夫婦は、色々検討された結果、今年蓄熱式暖房機の設置を決めたそうです。使用後の感想もお伺いしてみたいと思いました。
収納ではなくて、窓にすればよかったかな・・・
キッチン背面の収納棚を背の低いものにして、窓をつければ良かったかな~って。収納スペースが少ない家に住んでいたので、大きいものにこしたことは無いと思っていたんですけど。実際、スペースが有ると何でも詰め込んでしまって、必要以上に物が溢れています。
確かにしまえる所が有れば、物って増えていきますよね。すっきり暮らすためには、最低限必要なスペースで問題無いのかも知れませんね。
廊下・玄関が寒い・・・
玄関にロールスクリーンをつけたくなるくらい、冬の廊下は寒いです。
リビングと洗面所やお風呂は、玄関経由でつながっているのではなく、玄関を通らずして行き来できる設計にすればよかったと思いました。
暖かい時期は感じなかったそうですが…冬の寒さは大問題ですもんね。
洗面化粧台は標準品でOK!
洗面台。こだわりも有ったのですが標準品をいれました。実際使ってみると大差はないかなぁ~。子供も小さいので汚しますし、手入れのし易さも良いですね。
子供が小さいうちは、使い勝手の良いものでも十分。水周りはリフォームもし易いですしね。
安価なものにも良い物はある!
ベランダの床材に素焼きタイルを使いたかったんですが、プラスチックの床材にしました。サンプルで選ぶときには全然違ったものに感じたのですが、実際に敷き詰めてみると案外しっくりしました。うっかり物を落としても割れないので、逆に良かったかもって。
安価なプラスチック材にした事で、耐久性もアップし、掃除もし易いそうです。サンプルのみで全体のイメージをつかむのは確かに難しいですよね
カーテンは消耗品と割り切る!
カーテンは消耗品と思って安いものにしました。すでに息子に破壊されていますが、最初から諦めていたので問題なしです。
子供の行動にイライラして生活するよりも、笑顔で楽しく過ごしたいですもんね。しかし、部屋のイメージを崩す事は嫌だったのスタイルはこだわったそうです。
パパ専用のトレーニングルーム♪
なんと言っても、主人の為に作ったトレーニングルームですね。とは言っても、現在はピアノ部屋ですが(笑)今は子供達も小さいので、空いている部屋を大きく使用してトレーニングしています。家の中に有ることで孤立することないですし、子供達もパパの頑張りを見る事が出来るので良かったと思います。
ご主人は、趣味を超えた範囲!?で自転車のロードレー-スに出場されています。父親の頑張っている姿を近くで見られるのは、子供達の成長にも良い影響を与えるでしょうね。玄関から土間続きで作られたお部屋は、「将来的にはピアノ教室などにも使えるかも♪」と奥様の夢も膨らんでいるそうです。
家具は家の一部です。妥協しないでこだわりました。
家具は妥協しませんでした。長く使うものですから、じっくり吟味しながらこれだと思うものを選びました。良いものは、使い込んでいく間に味も出てきますし愛着も湧きます。よく今使っている家具で生活しながら徐々に気に入ったものを揃えていこうとかって言いますが、たぶんそれだと、いつになっても理想に近づけられないだろうな…。そんなモヤモヤした思いで生活するんじゃ楽しくないかなって思って、思い切りました。
シンプルなお部屋にぴったりマッチした素敵な家具。どこにいても、安らぎを感じるのは色々な計算がされているからなのですね。ソファは生活していくうちに段々色味が変わり、味が出てきたそうです。部屋での動きなどもしっかり考えて配置して有るので、作業効率も良いそうですよ。
ディスプレイスペースで遊びゴコロを♪
玄関に入った目の前にディスプレイスペースを設けました。季節ごとにディスプレイを変えたりと楽しんでます。家に入ってすぐ目に飛び込んでくる場所なので、我が家の顔でも有りますね。収納スペースにも使える場所でしたが、遊び心が有る空間が有った方が、日々の生活が楽しいですよね。
お店のような照明にもこだわったスペース♪。お邪魔した時にはクリスマス仕様になっていました。次はどんな風に飾ろうかと考えるのも楽しみだそうです。
お家全体がすっきりとまとまった印象を受けました。家を建てる際に、インテリアコーディネーターの方と相談しながら家具も揃えられたそうです。初期投資が大きくなっても、後々の住みやすさを考えると家具などの装備品って重要なんですね。小さい男の子が二人も居るお家とは思えない程、きれいに整理整頓されていました。物を置く場所をきっちり決める事で日々の片付けだけでも、お家がすっきりと素敵に保てるんだと感心しました。是非、見習いたいですね。ご主人の趣味にも理解を示される優しい奥さま。これからも、明るい笑顔で家族を見守って行かれることでしょう…
レポーター:miyu
階段を上がりきった先に、勉強部屋の空間が広がっていました。部屋を取り囲むように作業スペースを設けているので、家族4人が各々の作業をしていても窮屈感は感じられません。2階のプライベートスペースに有るので、作業中のままにしていても、リビングでお客様をおもてなしできるのは主婦としても魅力を感じました。