RYOちゃん家(上三川町)No.0132

アイアンが映えるナチュラルな家

おうちデータ

  • RYOちゃん家(上三川町)
  • 築年数…1年
好きなインテリアは?

ナチュラルな物が好きです。それとアイアンかな。組み合わせが好きなのかも。部屋に好きなインテリア小物を並べて季節を楽しんだり模様替えしたり、楽しいですよね。

好きな雑貨屋さん・家具屋さん

オールドフレンド

参考にした雑誌

注文住宅栃木で家を建てる

家を持つきっかけは?

やっぱり子どもが生まれ成長して手狭に感じるようになったからです。物も増えますしね。元々いずれ家を建てたいねと主人と話もしていたんです。それに家賃を払い続けるぐらいなら、その分自分たちの家にかけたいって思っていましたから。

購入を考え始めたのは誰?

私かな。主人と二人で考え始めたけど、私の祖父から譲り受けた土地があるのでそろそろ本気で始めようと主人に話しました。子どもの育休中だったこともあったし、仕事に復帰してからだと忙しくなってしまうなって思って。いいタイミングだったと思います。

なぜ、その施工会社に決めたのか?

沢山見て回ったのですが、なかなかしっくりくる家に出会えずにいました。そんな中、手に取った雑誌に掲載されていた施工会社さんの写真を見つけたんです。すごく好みのテイストだったのですぐに連絡して伺いました。そのときの対応も迅速でとても親切だったんです。実際にモデルハウスを見せてもらいイメージにピッタリでしたので即決でした。

お気に入りの場所は?

一つに絞れないくらい(笑)。リビングとキッチンが気に入っています。キッチンは特にアパートの頃に感じていた残念な部分を全て解決してもらっているから、文句なしのお気に入りです!雑誌の中の憧れていた家を実現してもらったみたいで、私の好きなphotoスポットがあるんです!

もう1度家を建てるならどんな家にしますか?

外観にもこだわった家にしたいかな。大きな三角屋根に憧れます。ちょっと手入れが気になるけれど暖炉のあるリビングが良いですね。三角屋根に煙突が似合うだろうな。周りの景色も自然が多いといいなって思います。もちろん玄関は広めで、コストが許すならリビングの壁にレンガを施したりしてみたいかな。

これから家を建てる人へのメッセージは?

自分のイメージを伝えることが大事だと思います。こだわりたい部分を中心に考えれば、どんなに悩んでも答えは出ます!工務店さんのアドバイスやセレクトも本当に頼りになるので、たくさんお話しされることをお勧めします。頭の中でイメージしていた家がどんどん形になって行って、最終的に目の前に現れると感動しますよ。

ウチミセレポート

とにかく広く

玄関は、アパートの頃は狭くて大変な思いをしていました。まとめ買いをしてきたときや雨の日など子どもを抱っこしていたら尚更(苦笑)。だから主人と玄関ポーチとホールは広くしようねと決めていました。シュークロークとして間仕切りも考えましたが解放感もあるし一度に荷物も置けるので今の形で正解でした。

お子さんが小さかったり、将来老後のことを考えて広さを取ることはおすすめですね!ポーチも「想像してたより広かったからテーブルと椅子を置いたりできそう!」と奥さま。機能的要素だけでなく遊び心もプラスされていました。


いろいろ想定して

主人が神棚や和室にこだわっていたので、リビング続きに和室を設けました。母たちも一緒に食卓を囲むときはやっぱり畳の部屋が一番ですよね。畳が傷まないように板張りの部分を設けてもらいました。五月人形はそこに置くと決めています。今は子どもが小さいのでお昼寝スペースとしても活躍しています。

家具を置くことで畳が傷んでしまっては、模様替えの時などにガッカリしてしまいますものね。予め置くものがわかっているなら板張り部分があると重宝間違いなしのようです。



失敗ポイント

晴れる日ばかりじゃない

軒をもう少し深くしてもらえばよかったなと思っています。働いているので朝、外に干すかどうか悩む天気のときは特に感じますね。今の所はベランダからすぐのランドリースペースで補えているけれど、欲を言えばもう少し軒が深かったら急な雨のときも慌てないで取り込めるかな。

お仕事されてる奥さまにとって深い軒は急な雨の時の強い味方かもしれませんね。曖昧な天気のときもあまり悩まずにすみそうです。そうは言っても十分な広さのランドリースペースが活躍しているようですので失敗とするよりは残念ポイントとした方がしっくりくるかもしれません。


生活の中のうっかり

慌ててたり、子どもに気を取られたりしてトイレの電気を消し忘れることが何度かありました。玄関や2階のトイレと一緒に1階のトイレもセンサー式にしてもらえば良かったな。買い物から戻ったときや雨の日など玄関のセンサーライトにはとても助けられていますから、困っているわけではないけれど少し残念に思っています。

住み始めてその状況になって気付くこともあるのだなと、お話を伺っていて思いました。お子さんが小さいうちなどは特にでしょうか。コスト面を考えると全てを取り入れると言うことはなかなか難しいですね。


コストダウンポイント

用途に合わせて

キッチンとダイニングの照明をダウンライトにしました。玄関やリビングのようにこだわった照明にしようかと話していたのですが、子どもが大きくなってからダイニングテーブルで宿題をやるときなど眼にやさしい方がいいと考えたのでコストダウンも兼ねて決めました。

インテリア小物が大好きだとお話しくださった奥さま。ニッチに飾られた小物同様、照明器具にも気を使われていました。以前からお使いだった物も含めてコストダウンに繋げたそうです。細かい部分かもしれませんが一軒家全体となると見落とすわけにはいきませんね。


想い出も一緒に

土地は祖父から譲り受けた物なんです。家を建てると決めたら直ぐに工務店さん探しなどの準備を始められました。私が小さい頃、祖父が「ここに家を建てて住みなさい」って言っていたのを思い出します。住み慣れた土地に家を持てるなんて理想ですよね。

おじいさまから譲り受けた想い出の土地。思いのほか苦戦される方の多い「土地探し」に迷わずに済んだことも理想的な家づくりと言えるかもしれません。


こだわりポイント

シンクは機能重視で

手元を隠すならカウンターのある対面式タイプがいいのかなと思いましたが、水はねですぐに汚れてしまうのがとても気になっていました。ダイニングテーブルも兼ねられるタイプも考えたのですがお掃除のしやすさ重視でセミフラットの物を選びました。十分な作業スペースが取れているので満足しています。

お子さんがまだ2歳と言うこともあって「家事をしながら遊んでいる様子をみることもできてやっぱり正解でした」と奥さま。造作の作業台との幅も広めでしたのでお子さんが足元で遊ぶことも。週末はご主人もお料理をされるそうで、家族で使える広々キッチンと言う印象でした!


大好きな素材で作る

タイルが大好きなので洗面台やキッチンの作業棚に施してもらいました。やっぱり好きな物に囲まれて生活したいですものね。好みのイメージを伝えるためにネットなどで画像を検索しましたがたくさんあり過ぎて大変でした(苦笑)でも工務店さんがすごくイメージにピッタリな物を提示してくれたから楽しく選べました。

奥さまチョイスのタイルたちは本当にそのスペースの雰囲気にピッタリでした。2階の洗面台のタイルは特にお気に入りだそうです。目地の汚れを気になさっていましたが使う頻度の高い1階の洗面台は天板にメラミン化粧板を使用するなどの工夫をされていました。


憧れのひとつ

主人のこだわりのひとつです。リビングの梁は絶対見せたいって初めから決めていたみたい。梁や床の色は最後まで悩んだけどアイアン製のカーテンレールに合わせた色に決めました。家全体的には白をベースにしているので濃い色はアクセントになっていると思います。明るくてでも落ち着く、そんなリビングが希望だったのでとても気に入ってます。

部屋に通していただいて真っ先に目に飛び込んで来た梁は、深い落ち着いた色で大きな存在感がありました。イメージしていた憧れの部屋を実現できることはまさに理想だと思います。「こだわりたい部分を明確に丁寧な物選びをする」ぜひ参考にさせていただきたいですね。


お気に入りの動線

仕事をしているので家事の動線はより良くすることが理想でした。リビングから直ぐの収納や浴室までストレートな動線はとてもスムーズです。しかも使いやすさだけじゃなくて、トイレ側の廊下からリビングの眺めはアーチ型にしてもらった下がり壁がアクセントになっていてすごく気に入っています。家の中にお気に入りの眺めがあるっていいですよね。疲れも吹き飛びます(笑)

お子さんとのお風呂や洗濯の時など脱衣所からキッチンの真っ直ぐな眺めもお気に入りだそうです。働くママさんにとって家事動線はとても大事な要素ですから様々な方向から考えたいですね。そこにお気に入り要素が加わったら言う事無しです!


Uchimise Photo 


レポート後記

けい 日差しの柔らかいリビングのソファでお子さんがすやすやお昼寝中のところにお邪魔しました。高い天井で存在感ある梁が印象的なお家でした。明るい部屋を意識したとお話しくださった奥さま。何度も打ち合わせをされて決まっていった照明やタイルひとつひとつにこだわりを感じました。週末はキッチンに立たれると仰っていたご主人のお料理にも、奥さまお気に入りのシンクやキャビネットがきっと活躍しているのでしょうね。

レポーター:けい