わーくんち(宇都宮市)No.0135
遊び心溢れるフレキシブルな家
おうちデータ
- わーくんち(宇都宮市)
- 築年数…2年
- 延床面積…42.7坪
- 好きなインテリアは?
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主人の仕事の都合でアメリカで暮らしていたことがあり、夫婦二人とも味わいのある雰囲気のものが好きです。
- 好きな雑貨屋さん・家具屋さん
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IKEA、MOMO NATURAL、Arreda、SOU LABO
- 参考にした雑誌
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カリフォルニアスタイル
- 家を持つきっかけは?
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アメリカから戻り建てるならこのタイミングしかない!と思い宇都宮に建てることにしました。
- 購入を考え始めたのは誰?
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夫婦二人です。
- なぜ、その施工会社に決めたのか?
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木をふんだんに使うところと、一つひとつ丁寧にこちらの要望を全部聞いてくれ思い描く理想の家が叶いそうだったからです。
- お気に入りの場所は?
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ダイニングチェアーに腰かけたときに吹き抜けの高窓から見える眺めが気に入ってます。日中は太陽、夜は月が移動していく様子がわかりお気に入りの場所になっています。
- もう1度家を建てるならどんな家にしますか?
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今のお家で大満足しているので思い浮かびません。
- これから家を建てる人へのメッセージは?
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自分のこだわりを妥協せず家作りを楽しんでほしいです。また家が完成して終わりではなく自分で後から手を加える楽しさや、家族と一緒に住みながら自分たちならではの楽しみ方を見つけてほしいです。
使い易いフレキシブルルーム
今、教室として使っている部屋はいずれ一つの部屋としても区切れるようにしてあるんです。友達が泊まりに来た時に使ってもらえるようにしたり、子ども部屋としても良いし!洗濯物を干すスペースとしても有効に使えるんですよ。
洗面所とお風呂場
家族用と来客用の洗面を別々にしました。来客があったときにお風呂場の洗面を使ってもらうことにどうしても抵抗があって…また玄関を入ってすぐのところにお風呂場を作りました。汗をかいた時すぐ入れたり、何よりきれいになってからリビングでくつろいだり、ダイニングでは食事ができるので本当に良かったです。
できるだけプライベートな部分は見られたくないですよね…友達が来るたびにお風呂場を片付けないと!と焦る心配も減り安心です。トイレの前に洗面を設け使い勝手が良かったり帰宅後すぐお風呂に入れる点も便利で真似したいアイディアですね。生活のリズムを考えその家庭に合った間取りを設計してもらうことが重要です。
回遊性があるリビング
うちは廊下をなくし玄関を入ってすぐの部屋をリビングにしました。主人も体が大きいという事もあり(笑)。階段やトイレ、お風呂場など全部がⅬⅮKにあるのでぶつからないように扉を一枚も付けず回遊性のある広い空間にしました。
扉を一枚もつけなかったことで圧迫感のない広々とした大空間がうまれました。これなら子どもたちも家の中を駆け回ったりブランコに乗って遊んでも、伸び伸びと元気いっぱいに楽しく過ごせそうです。生活していく上で動線を考えることは大切ですね。
無垢の床
床は杉の無垢材を貼りました。以前住んでいた床に比べて無垢なのでとても温かく、クッション性もあり足にやさしいので選んで良かったです。ただ、傷がつきやすいところがあるのでところどころ目立ちますが…。
お伺いした日、冬でも足元が冷えることもなく、無垢材の温かさに驚きました。傷がつきやすい難点は多少あるかもしれませんが、それも味わい。手入れをしながら時と共に経年変化を楽しんでほしいですね。
西日が当たりすぎ…
キッチン横のスペースにパントリーを作る予定でした。しかしキッチンが西側で勝手口を設けたので、窓から入る西日が当たりすぎてしまいパントリーが作れませんでした。
冬場は寒いので大丈夫でも夏場は食材が置けないということでしたが、パントリーとしてではなく今は調理器具を置くスペースとして重宝していました。炊飯器やミキサーなどの大きい家電置き場としても役に立っているそうです。
窓の掃除ができない
吹き抜けにしたことで明るさや開放感があるのは良いのですが、内側の高い窓の掃除ができずに困っています。
手の届かないところを掃除するのはとても大変ですよね…はしごを買ってくるか業者に依頼するのかで迷われていました。外側の窓は屋根の上に上って自分たちで掃除するそうですよ。
コンセントの配置が…
十分打ち合わせをしてコンセントの位置を考えたつもりでした。キッチンカウンターで充電できるようにしたくて付けて貰ったけどコードが邪魔で…壁側の目立たないところにすれば良かったです。
生活してからの姿を色々想定してコンセントの場所を考えたつもりでも、住みはじめてから気が付くことも多いのですね。
大工さんの手作りの物を取り入れた
階段の手すりや物入れや薪ストーブの扉、下駄箱全て大工さんの手作りです。サイズの違いや容量が足りないところはありましたが(笑)結果的にコストダウンに繋がり助かりました。
ステンレス製の手すり、扉や下駄箱の木の味わいなど一つひとつの物に大工さんのたくさんの愛情が感じられました。困ったときに「大丈夫、すぐ作ってやるから!」そんな事を言ってくれると、とても頼もしいですね。
クローゼットは設けず
クローゼットは最初から考えていませんでした。転勤族ということもあり、ここが将来子ども部屋になるかどうかもわからないので…おかげで部屋が広くなりました。
子ども部屋!と決めつけはせず、子どもの成長に合わせて多様に使えるよう工夫した使い勝手の良いお部屋となりました。備え付けではない代わりのクローゼットを置くことで代用したり部屋も広々としていましたね。
できるところは自分たちで
サンルームの物干し台は私が取り付けました。やっぱりお店に頼むと高いので、できるところは自分で行うようにしました。
二階の一角に教室兼サンルームの部屋がありました。飾りでつけて貰った梁にネジで固定した物干し台。できるところは自分たちで行うことで安くなるのなら一石二鳥ですね。
将来を見据えて
将来歳を重ねた時のことを考えて一階だけで過ごせるように設計をお願いしました。きっと歳をとると二階に上がるのが億劫になってしまうと思い、寝室は一階と決めてましたね。
将来を想定し敢えて一階にしたという寝室。何十年先のことを考えて家を建てることは想像以上に難しいことと思いますが、何よりも優先すべき大切なことなのかもしれません。
IHよりやっぱりガス
料理することが大好きなので火の加減を自分で見て調節できるガスにして本当に良かったです。IHだと焦げ目もあまりつかないので料理してる感がなくて(笑)。
「炊飯器は使っていません。」お料理好きだけあってお米も土鍋で炊くこだわり!キッチンも清潔感があり整理整頓がしっかりとされていましたよ。
白に囲まれて
扉や壁は全て白にしていただきました。カタログを見て選んだのですが一目見て白い扉が気に入ってしまいました。壁はペンキで塗れる壁を教えていただき、後から自分で色が塗れるようにしたところも良かったです。
白を基調としているので家全体がとても明るかったです。また後から塗れる壁があることに驚きました。好きな色で手を加えていく家を建てた後の楽しさをこれから家族みんなで味わうことができ、楽しみや思い出がたくさん増えますね。
広々したベランダ
使い勝手を良くするためベランダは広くしました。家族人数分の布団を一度に干すことができ便利です。将来は植物、テーブルやイスなどを置きお茶したり暮らしを楽しみたい!教室を使うときには洗濯物も奥に移動すれば隠せるので(笑)。
フレキシブルルームに隣接したベランダの広さには驚きました。ベランダとしてだけではなく、植物を手入れしたり天気の良い日にはお茶を飲みながらのんびり過ごすなど、多様に使えるところがとても便利です。日当たりも十分な、素敵な空間となりましたね。
Uchimise Photo
海外生活が長かったということもありセンスの良い雑貨や小物、家具など夫婦二人のこだわりや思いがたくさん詰まった素敵な空間が広がっていました。お子さんが描いた絵画や作品もダイニングや子供部屋に飾ってあったり、リビングには梁から下げたブランコやハンモックが置いてあるなど遊び心あるおしゃれなお家でした。これから家族で少しずつ大切なマイホームに手を加えていくのも楽しみですね。
レポーター:maiko
家の間取りにゆとりがあるなら一部屋自由に使えるフレキシブルルーム欲しいですね。二階なので来客時も目線を気にせず安心して洗濯物を干したり、子どもの遊び場や時にはお昼寝の場所としても自由に使えるのでとても便利ですね。