Mさん家(宇都宮市)No.0004

利便性と環境を重視した家

おうちデータ

  • Mさん邸(宇都宮市)
  • 築年数・・・5年
  • 延床面積・・・32坪
好きなインテリアは?

レトロすぎないきれい目のナチュラルが好きです。白・木・カゴ・リネン・・・。色味をそろえて生活感のない雰囲気にしています。
好きな雑誌・・・「&home」
好きなお店・・・「BEE BALM」 「IKEA」 「フランフラン」

家を持つきっかけは?

ずっと土地は探していました。長女が幼稚園に入園する頃に今の土地に出合い、住まいを定めようと思いました。

購入を考え始めたのは誰?

「夫婦ふたりです。まだ30歳前で、ちょっと早いかな?とも思いましたが、”駅に近い利便性、広さ、価格、環境”と全て納得のいく土地に出合ったので、購入に踏み切りました。

なぜ、この施工会社に決めましたか?

気に入った土地が建築条件付だったので。(笑)
ほとんど規格の定まったハウスメーカーでしたが、できる限りの要望は受け入れて実現してくれたので、結果的には良かったとか。

お気に入りの場所は?

玄関に入った瞬間です!心地よいコンパクトさの中の雑貨やあかりの雰囲気にホっとします。
それから、リビングからキッチンの方を見た眺め。吹き抜けから注ぐひかりの中のダイニングやキッチンを見ていると、幸せな気分になります。

もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?

白や自然素材でシンプルにコンパクトにまとめた、コーヒーの香りが似合うような家がいいです。結局今と同じような雰囲気になると思います。

これから家を建てる方へのメッセージを

土地選びは大切です。陽当たりや周囲の環境はリフォームではどうにもなりません!あとは、間取りを考えるときに、実際の視線・動線のシミュレーションをするといいと思います。

ウチミセレポート

リビングの吹き抜けで明るい1日

LDKには吹き抜け部分をつくりました。 やはり、解放感と明るさが全然違います。電気を付けなくても1日中明るいんですよ!


パントリーのお陰でリビングはいつもすっきり!

キッチン横のパントリー。今は、娘のエレクトーンコーナーと、ミシンや布を置いて私のアトリエとして使用しています。将来買い物にマメに行けなくなったら、食料の備蓄庫になります!

年代に合わせて使える、便利なスペースですね。


リビングに収納庫

リビングに置きたくない書類やこまごまとした雑多なものは、階段下を利用した収納の中へ。よく使うものはカゴに入れ布で目隠しして、手の届きやすいところに。  

このような収納があることで、リビングダイニングがいつも片付いて、雑貨屋さんのようなかわいいディスプレイも映えるのですね。


水まわりは、機能性のよいものをセレクト

システムキッチンや洗面化粧台は、メーカー標準品の中からシンプルなものを選びました。IHなどの機能はこだわって。

水まわりはリフォームで変えやすい部分だから、最初はこれで正解!



失敗ポイント

トイレの位置が・・・

トイレの位置。リビングやダイニングからはちょうど壁が目隠しになっているけど、キッチンに立つと、トイレから出てきた人とちょうど目が合ってしまう。  「お客様がトイレに入ったら、キッチンには立てません。」

平面図では分かりにくいところですね。


玄関からリビングがまるみえ・・・

リビングと玄関の位置の関係。間仕切りの引き戸を開けたままだと、玄関からリビングがまるみえ。「くつろいでいる姿が玄関先のお客様に見えたりして、時々気になります。」


雨の日対策・・・

「寝室はもう少し狭くてもいいから、雨の日の物干しスペースなどあったら便利だったかも。」  

洗濯物は毎日のこと。雨の日対策をされてるかされてないかは、主婦にとって暮らしやすさに大きく影響がありますね。


立水栓がなかった!

「外の立水栓がなかった!建てた後に気付いて、取り付けました。」 後から工事したので、コストアップ。

ないことに気付くのって、難しいものです。


コストダウンポイント

壁・天井はビニールクロス

「コストダウンというより、標準を受け入れた「ガマンポイント」ですが・・・。壁・天井はすべてビニールクロスです。クロスのサンプルから、できるだけ塗り壁調のものを選びました。」


2階の床は、建材のフロアー材

同じく標準を受け入れたポイント。「2階の床材は合板フローリングです。」

でも、ムクとは足触りや温感が全然ちがうとか。


外構の材料は施主支給で

「駐車スペースに使用したレンガは自分で探して取り寄せました。」

外構のデザインはMさんが考えて、施工だけを業者に依頼したそう!これでデザイン料をコストカットできました。


こだわりポイント

床は無垢のパイン材

「LDK・玄関の床は、ムクのパイン材にしました。ここだけは絶対ゆずれませんでした!」メーカーさんも初めてのことでしたが、頑張って対応してくれたとか。おかげでイメージ通りのナチュラルな空間になりました。


下駄箱などもムク素材にこだわる

「ゲタ箱と食器棚のメーカー標準品は、減額ナシでも取り付けませんでした。」   ゲタ箱は「すっぴん家具」でオーダー。食器棚もこれから「シャルドネ」にオーダー予定とのこと。コーヒーメーカー用のコンセントなどは、きちんと最初に工事済みです。さすが計画的なMさん。 シンプルなデザインが素敵な木製のカーテンレールもオーダーです。


照明器具はこだわりのセレクト

「照明はほぼ持ち込みです。」フランフランやIKEAなどで買った照明を取り付けてもらいました。


パパにもプライベートスペース

「主人の趣味のコーナーを寝室の一角に作りました。主にパソコンのスペースです。今はアトリエとして使っているパントリーと広さは同じなんですよ(笑)。」 

夫婦平等に自分の趣味スペースがあるおうち、素敵ですね。


Uchimise Photo 


レポート後記

yumi 初めての家づくりでも、10年後20年後老後・・・とても長い目で見て土地選びから間取りまで考えたという、とても計画的なMさん。”今”と”いつか”をきちんと見極め、その中でとても居心地のよいおうちをつくってらっしゃいました。「掃除はもっぱらほうきです。」と語るMさんから、家づくりだけでなく暮らしもシンプルでナチュラルな暮らしを楽しんでいる様子が伝わってきました。「おじいちゃんおばあちゃんが来てもゆったり座れるように・・・」と選んだ大きめのダイニングテーブルで、ついついのんびりおしゃべりを楽しんでしまうような、あたたかいおうちでした。 

レポーター:yumi