Sさん家(小山市)No.0006

暮らしながらアンティークになる家

おうちデータ

  • Sさん邸(小山市)
  • 築年数・・・6年
好きなインテリアは?

以前は好きな雑貨をたくさん飾ったりしたけれど、好みが変わりました。
今は、大人っぽくてシンプルなインテリアが好きです。フランスの伝統的な田舎町のようなインテリア。以前のように小さな雑貨をあまり買わなくなりました。一つでも存在感のあるインテリアが欲しいなと思います。
ちはるさんのlove homeが大好きで穴が開くのではないかというくらい読み込みました。洋書も好きです。

家を持つきっかけは?

アパートに住んでいたのですが、子どもが出来て、走り回るようになって、下の階への騒音などが気になって・・。のびのびと子育てしたいと思って考えました。

この土地を選んだ理由は?

新しい住宅街なので、よそから来た人が入りやすいと思いました。立地的にも学校も近く、近くに広い公園があったのも良かったです。

なぜ、この施工会社に決めましたか?

知り合いの方の口コミなどで信頼できると思ったし、営業担当者が良かったんです。当時、テレビでも欠陥住宅特集などがはやっていて、余り名前が知れていないところは不安に感じていました。また、良い土地の提案があったことも決め手となりました。 家はハコという考えで、安全性以外それほどこだわりはなかったんです・・。出来た後でどうとでもインテリアを作れると思いました。

お気に入りの場所は?

ダイニング&キッチンですね。 とことんこだわって作りました。

もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?

フランスのトラディッショナルをベースとした住みながらアンティークになるような家がいいですね。

これから家を建てる方へのメッセージを

家を建てるときは、どうしても予算オーバーになってしまいます。多少予算オーバーになとうともこだわっているところは妥協しないほうが良いです。こだわっているところにお金をかけたら、他のところで削る努力をすればいい。 生活するうえで光の取り入れ方は大事だと思います。インテリアにこだわりたいのなら照明にもこだわるべきですね。 又、家全体のテイストを統一すると良いと思います。

ウチミセレポート

テラコッタの床

キッチンとダイニングのテラコッタの床。この床があったので雑誌の取材などを受けるようにもなりました。

質感の素晴らしいテラコッタタイル。これだけでインテリアがぐっと上質になりますね


飾る壁・隠す壁

階段を隠すように壁を作りました。おかげでプライバシーが保てます。ニッチを作りインテリアも楽しめます。裏は収納が出来るようになっているんですよ。


和室はやっぱりあるといい!

和室。あったほうがよいから言われと作ったのですが、和室には和室のよさがあるのでやっぱり作って良かったです。



失敗ポイント

ドアの色が・・・

 リビングのドアと階段下のドアは、メーカーさんに床の色と合わせるものだと教えられ茶色にしました。当時は真白いのはつまらないと思ったのですが、今は白に変えたいと思っています。


収納が少ない・・・

パントリーを作ればよかったと思います。無駄なものは持たないようにしているけれど、やっぱり収納が少し足りない・・・。少ない収納に無理やり押し込んでるところもあります。キッチンとつながるパントリーが欲しいですね。


洗面脱衣室の床が・・・

脱衣所の床(フローリング)が湿気で痛んでしまいました。水を弾くようなクッションフロアーなどの方がよかったかも。人工大理石もホテルみたいでカッコイイと思います。


コストダウンポイント

オール電化にしないことでコストダウン!

オール電化をあきらめたことでコストダウンが計れました。火を使って料理したいという気持ちもあったので、満足です。


吹き抜けはなし!

床暖房や吹き抜けもあったら良いなと思っていましたが、コストダウンのためにあきらめました。


家のグレードはノーマル!あとでどうとでもできる!

インテリアは後でどうとでもなると思ったので、家のグレードをベーシックなものにしました。


キッチンカウンターは人工大理石!

ホントは白いタイル貼りにしたかったけど、キッチンカウンターを人工大理石にしました。結果、お手入れも楽で正解でした!


こだわりポイント

テラコッタタイルの床

キッチンとダイニングのインテリア。リビングとは別世界にしたかったんです。照明や床にこだわりました。床をどうしてもテラコッタのタイルにしたかったんです。テラコッタは外で使うような本物のテラコッタをしいてもらいました。冬、冷たかったりガラス食器を落とすと割れてしまうこともあるけど、苦にならないほど気に入っています。


照明にこだわる

光は大事だと考え、照明にこだわりました。


視覚的に空間を分ける柱 

隣接するリビングと視覚的に境を作るために構造上必要のない柱を設けてもらい、梁もアーチ状にしてもらいました。


家はハコ!安全性を重視して選び、インテリアは自由自在!

ハコである家はシンプルに。インテリアの好みが変わっても対応できます。以前はごちゃごちゃと雑貨を飾っていた時期もありましたが、今は無駄なものはなくし、少ないながら存在感のあるものをおくようにしています。ハコがシンプルだったので大人っぽいインテリアにも変える事ができました。


Uchimise Photo 


レポート後記

caolyna ついついためてしまいがちな書類や雑貨などを溜め込まずマメに処分しているとの事。物をたくさん持たないことで収納が少なくてもシンプルで快適なおうちを保っていらっしゃいました。自分の性格を知ってお家を作るのも重要ではないのでしょうか。 

レポーター:caolyna