Fさん家(宇都宮市)No.0010
4匹の愛犬とドッグランのある家
おうちデータ
- Fさん邸(宇都宮市)
- 築年数・・・3年
- 延床面積・・・35坪
- 好きなインテリアは?
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特にこれといってはないんですけど、「ホワイト」が好きなんです。『ホワイト×ゴールド』の組み合わせとか好きで、木調のドアもホワイトに塗り替え、ゴールドの取っ手にしちゃいました(笑)
- 家を持つきっかけは?
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もとはマンションで犬を飼っていたんですね。部屋も狭いから、遊ばせるときはドックランに連れて行ったりはしてたんですけど、子どもができて、いいかげん本気で狭いぞ!っていう感じになっちゃって(笑)家賃もドックラン代もかかるし、だったら広い敷地の家を買ったほうが、犬にも子どもにもいいんじゃないかということで、マイホームを考え始めました。
- 購入を考え始めたのは誰?
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夫と私、二人ですね。
- なぜ、この施工会社に決めましたか?
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住宅展示場をまわるようになって、ふと思い出したんです。知り合いに設計士がいることを(笑)それで、連絡をとって私たちの希望を組み込んだ設計をしてもらったんです。その方が一番にすすめてくださったのがFPの家。高断熱・高気密・24時間換気や耐震性の高さ、おまけに省エネと家族がみな安心して住める家だなと思いました。あと、信頼できる職人さんを揃えてくださったのも決め手になりましたね。
- お気に入りの場所は?
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リビングですかね。いつもどこで誰が何をしているか、見渡せるのもいいし、仕切りがないので子どもたちがのびのび遊べる。犬や家族が楽しそうにしてると、やっぱり嬉しくなります。
- もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?
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贅沢かもしれないけど、平屋もいいなーって思います。掃除なんかもぐるっと歩けばできちゃう感じだし。子どもも大きくなったら、いずれは家をでてしまう…なんてことを思うと、2階部分はいらなかったかもしれませんね。
- これから家を建てる方へのメッセージを
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家づくりにあたって、住宅展示場に行くなり勉強するなり、とことん吟味して、一発で満足するお家を建ててほしいですね。トラブルや手抜き工事なんてことも実際、耳にしますし、自分が信頼できる方と巡り会うことも大切だと思いますよ。
FPの家で1年中快適
FP工法で作られたFさん邸。小さな暖炉とエアコンがそれぞれ一台のみで、一年中快適に過ごせている。「冬でもTシャツと短パンで大丈夫。夫なんか、年中その格好だから近所の人から不思議がられています(笑)」
ちいさな出窓には・・・
キッチンにある小さな出窓。設計士さんが採光用にと提案して作られたこの窓は、Fさんのひらめきで天然の食器乾燥機に。「これがまた便利なんです。食器洗い洗浄機はまだ取り付けてないんですけど、まぁいいかなって思っちゃいますね」
ドアは付けずに空気の流れ作る
仕切りをあまりつけたくなかったんです。空気がこもったり、日当たりが悪くなってしまったりするのが嫌で。だから扉があるのは、浴室・トイレ・寝室のみなんです」仕切りはカーテンなどで、目隠しをするだけ。
2区画分の土地を購入!
2区画分の土地を購入したFさん。少々贅沢かもしれないが、半分はドックランと駐車場として利用している。「家族だけじゃなく、犬も快適に過ごさせたかったんですよね。35坪という家の広さも我が家にとってはちょうどいい広さだと思っています」
ひさしがない・・・
「2階にベランダがないんですよ。おまけに、ひさしもつけなかった。だから、雨が直接家に当たってしまうし、日差しも強くて…。1階のデッキ部分にタープを取り付けようとしたけど、結構高額になっちゃうので、まだ…。」真四角の家がゆえの悩み。日差しが強い時は、室内のカーテンでガードしてるそう。
お掃除が大変・・・
空気を循環させるFP工法。吹き抜けがあるので、ファンは必須アイテム。ただやはり掃除が大変だとか。「仕方ないことなんですけどね。うちの場合、ファンが手の届くところにないので、足場を組んだりしないと掃除が難しいんです。あと、キッチンで魚を焼いたりしたときの匂いが、2階までいってしまうのがちょっと気になりますね。干してる洗濯物につかないかなんて…だからお香もよく使いますよ。」
グレーの壁は暗かったかな・・・
浴室の壁は驚きの木製。これはFP工法だから可能なこと。閉めっぱなしでも、カビが発生することはないとか。また、下部は外壁用の素材を取り入れたのだが建設当時は、他に色がなかったという理由でグレーの壁に。「お風呂、暗いですよね~。やむを得なかったけど、もう少し明るくしたかったなぁ」
トイレが狭い・・・
階段下にあるトイレ。「狭いんです。1畳あるかないかぐらいで」設計上この位置にトイレをもってきたので、確かにリビングは広々できたが、トイレは窮屈な感じがすると苦笑いのFさん。
造作キッチンでコストダウン
「システムキッチンにしてもよかったのかもしれないけど、好きなカゴや箱で収納しても十分だよって設計士さんに提案されて」使い勝手のいい、シンプルな作りの造作キッチンです。
タイルの目地は汚れが目立たないようグレーに、オープンタイプの食器棚は段差をつけて収納しやすかったりと、細かなところに設計士さんのアイディアが盛り込まれている。
床材は合板のフローリングに
無垢の床にしたかったというFさん。しかし、一番安くて手入れも楽なフローリングにしたのは、犬を飼っているからこその決断。「掃除もしやすいし、壁なんかもクロスでいいと思っています。床や壁はある意味、消耗品だって気持ちがあるから、汚れもキズも気にせず生活してます」
照明は裸電球
「ほんとは、キッチンのところぐらいは小さなシャンデリアをつくたかったんだけど、我慢(笑)」照明はほとんど裸電球に。しかし、ナチュラルな空間にうまく調和して、いい雰囲気。
家具は自分で作る。カーテンはホームセンターで購入
家具は買わない、置かないというFさん。「失敗したくないんですよね~。だから、基本的に見せる収納にするか、自分で作っちゃいます」パソコン台もFさんの手作り。また、たくさんの窓にオーダーカーテンは破格なので、ホームセンターでロールカーテンを大量購入。自分で取り付け、コストダウンに成功させた。
たくさんの窓で明るさも開放感もGOOD
南向きのFさん邸にあるたくさんの窓。「窓が好きなんです。光がはいって、家全体がいつも明るいのが気持ちいいんですよね」扉もほどんどないし、ホワイトがベースになってるので、開放感もあって一日中心地よく過ごすことができる。
犬との暮らしに便利!土間のある納戸。
キッチン隣にある納戸。土間になっていて、靴箱や荷物も余裕で置ける広さ。「犬小屋がないので、犬小屋がわりでもあるんです。ここから散歩に行ったりもできるし、重宝してます」
外への扉が4ヵ所も!
1階部分にある扉の数は、なんと合計4個。玄関、納戸、外庭、ドックランへとどこからでも外にでれるようになっている。「子どもが外で遊んだりするときや、やっぱり犬の世話をするときなんか便利ですよ」家族思い、犬思いのFさんらしいこだわり。
4人家族+4匹のワンちゃんと暮らすFさんご一家。犬が思い切り遊べるようにと低価格の分譲地を探し、2区画分の土地を購入。駐車場も4台と、広い敷地で毎日のびのび暮らしているそうです。震災の時は水槽の水が少しこぼれた程度で、他に被害もなく、FP工法の耐震性の高さを痛感しましたと話すFさん。重要なポイントにはしっかりコストをかけ、こだわらないところはコストを削る。希望と妥協のバランスがとれた、Fさん納得のお家でした。
レポーター:miho
風通りもよく、掃除もしやすいとご満足のFさん。