Tさん家(宇都宮市)No.0011
天使が舞い降りるセラピストの家
おうちデータ
- Tさん邸(宇都宮市)
- 築年数・・・7年
- 延床面積・・・40坪
- 好きなインテリアは?
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アンティークのような、少し使い込まれた風合いのものが好きです。キャンドルや鏡、光りある雑貨なんかも好きですね。
- 家を持つきっかけは?
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結婚して、少しずつ所得が増えていく度に、住まいのレベルも上げていったんです(笑)はじめは家賃も安いアパート暮らしから、徐々に徐々に…。それで、自然な流れでそろそろマイホームを持とうかということになりました。
- 購入を考え始めたのは誰?
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パパと私、二人ですね。子供たちも、賛成してくれましたし、家族全員って感じでしたね。
- なぜ、この施工会社に決めましたか?
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パパのお友達が、偶然このメーカーさんにお勤めだったんです。何度かモデルハウスに足を運んでいくうちに、プロヴァンス風のこのお家を建てたいって思い始めて。他のメーカーさんにはない、この雰囲気は私の理想的な家だったんです。それに、ここなら間違いはないっていう、安心感と信頼関係もあったのでお願いしました。
- お気に入りの場所は?
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洗面所です。タイル、アイアン、小さな棚…こういうテイストが好きなんですよね
- もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?
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真ん中にお風呂、ベッドがある平屋造りの小さな家がいいですね。同じメーカーさんでもう一度建てたいなって思っています。
- これから家を建てる方へのメッセージを
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オール電化、ソーラー発電などをうまく取り入れて、快適な自分の暮らしだけでなく環境にもやさしいエコ住宅をおすすめします。うちが建てた頃は、今ほどこういった高機能住宅は広がりをもってなかったんですけど、最近は補助制度もあるし…。あと家っていうのは、表現というか、自分を出せるところだと思うんです。自分らしさにこだわりをもって出来上がった家は、きっと毎日を楽しくしてくれるはず。だから、自分にしかないこだわりをとことん追求していってほしいですね。
無垢の床・珪藻土の壁。汚れたってそれも味わい。
「手入れが大変だって言われてますが、そもそも私、手入れしないんですよ(笑)あまり、汚れや傷みを気にするほうじゃないので…」無垢の床板に、珪藻土の壁。2人の男の子がつくった傷も、Tさんは成長のしるしと思って、ぬくもりある天然素材のよさを受け入れている。
ミニベンチはくつろぎの場所
窓際に作られた室内ミニベンチ。お友達が来た時に、ここでお茶をすることも。「お天気のいい日に、このベンチに座ってまどろむひとときが心地いいんです」
キッチンへの通路
キッチンからリビングへの通路。広すぎず、狭すぎず、遊び心をくすぐる絶妙な幅で、行き来するお子様たちも楽しそう。短いながらも、収納スペースもあって便利。
和室はやっぱり和みます
ご自宅でお客様を招いてマッサージを行なうTさん。洋風なつくりの家だが和室があることで、和みと寛ぎの空間ができた。
外構を整えるタイミングは・・・
「外構は家ができてから手を加えようと思っていましたが、家を建てたら予算不足になっちゃって…」家を建てた後では、外回りなどの予算を組むのが難しくなることも。未だ試行錯誤中とTさん。
コンセントの位置が・・・
図面だと分かりにくいコンセントなどの配線位置。「テレビのやインターネットなど、使いやすい場所かどうかきちんと確認しておくべきでした。掃除のことも考えて、コンセントも多めにすればよかったです」
冷蔵庫が・・・
小柄なTさん。キッチンも身長に合わせて作ってくれたが、吊戸棚までも低くなってしまい、大きめの冷蔵庫が入らなくなってしまった。「気のきいた配慮はありがたかったんですけど、すっかりまかせきりになってしまって…(笑)。確認不足でしたね」
家電をまとめたかった・・・
タイルがかわいいアイランド型キッチン。ダストコーナーもしっかり確保。しかし、レンジは冷蔵庫の上、炊飯ジャーはテーブルの横にと、調理家電をまとめることができなかった。
カーテンはつけません
はじめからカーテンはつけませんでした。窓から見える小鳥の姿や、日の暮れる様子も楽しみたかったし。でも、夫に言われ続けて最近やっと渋々つけました(笑)
最初からこのキッチンを使う前提で、設計してもらったそうです。自然の移り変わりを楽しみ、大切にするTさん。小鳥たちがやってくる高窓だけは、これからもカーテンは付けない予定とか。
照明器具は施主支給
自分で照明を持ち込みしたTさん。「照明も家のテイストに合わせて自分で気に入ったものを使いたかったし、結果的にもコストダウンにつながってよかったと思います」
蓄熱暖房機ではなく電気式床暖房に
蓄熱式暖房機はやめて、電気式床暖房にしました。窓はペアガラスですけど、ほかのお家よりはやっぱり少し寒いかもしれませんね。
吹き抜けのある広い間取りのTさん宅。可愛らしいストーブで暖をとるのも、寒い季節の楽しみのひとつになった。
洗面所は雰囲気を大切に
「洗面所は普段よく使うところだから、ここに入るのも楽しみになっています。この空間の雰囲気は大切にしたいんですよね」標準装備のものだが、Tさんの理想そのものだったそう。
和室のこだわり
和室には布団などをしまうように一面の壁面収納があったが、Tさんはその一部を開き戸に。御先祖様を大事にしたいという思いから、仏壇をいれるスペースにしてもらった。
テーマカラーは白
テーマカラーは白。壁や家具にも取り入れているので、日差しがはいってくると、家中はさらに明るさを増す。清潔感もあって、さわやかな空気につつまれる室内。
家族を見守る大きな木
家の横にある大樹。「この大きな木が気に入って、この場所に家を建てようと決めました。家族を見守ってくれてるようで、心強いんです」家づくりには環境も大切。Tさんならではのこだわりが感じられる。
Uchimise Photo
「午後になると日差しでサンキャッチャーがキラキラ輝いたり、ゆらゆらと木々の葉が揺れる影を眺めるひとときに癒されますね」白を基調としたTさん宅。ナチュラルな家づくりだけでなく、ありのままの自然を愛おしいと思い、しっかりと受け入れるTさんのやさしい眼差しがとても印象的でした。
レポーター:miho
広い空間では特に、配線位置を忘れず事前にチェックしておきたいですね。