Sさん家(宇都宮市)No.0019
賑やかな空気が微笑ましい家
おうちデータ
- Sさん家(宇都宮市)
- 築年数・・・7ヶ月
- 延床面積・・・37坪
- 好きなインテリアは?
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特にないんですけど…すいません(笑)インテリアというか、この家に関しては外壁のブルー系の色を基準に内装も合わせましたね。畳や浴槽の色もブルー系のものにして。落ち着いた雰囲気を目指しました。
- 家を持つきっかけは?
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夫の実家が専業農家なんです。夫も後継ぎとして農業を営んでいるんですが、実家から離れたところに農地を借りていて。仕事の利便性を考えると、ちょうど中間地点のこの場所に家を建てたほうがいいかなと。私の実家が近いということも、なによりなことですし(笑)
- 購入を考え始めたのは誰?
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ほぼ私ですね(笑)
- なぜ、この施工会社に決めましたか?
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夫がふとしたことで知り合ったのが、この家の施工会社の次期社長さんだったんです。それで、なんだか知らぬ間に意気投合してしまって。「うち建てるんですよ~。じゃあ、お願いします~」的な…(笑)まぁ、これも御縁かと思っています。
- お気に入りの場所は?
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リビングですね。友人もよく遊びに来るから、一応客間もきちんとつくったんですけど、やっぱりみんなリビングに集まってきちゃうんですよね。賑やかな空間が、楽しくてお気に入りです。
- もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?
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もう少し、木をつかった家もよかったかななんて思います。寝室には梁をだしてもらったんですけど、天然木のぬくもりが感じられる家もいいですよね~。
- これから家を建てる方へのメッセージを
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実際、家づくりが始まると、営業の人よりも現場の人との打ち合わせがものすごく多いんです。だから、現場の人と仲良くなることも大切ですね。うちは、毎日のように差し入れに行ったりしましたよ。その場で作業の確認もできるし、変更もできる。我がままも言えるし、アイデアが生まれることもありました。現場の人と信頼関係を深めることは、きっと後悔のない家づくりにつながると思います。
老後を考えお風呂や通路はゆったりと
介護ヘルパーの資格をもっているSさん。老後のことも考えて、お風呂を広めにしてもらった。「台所や階段の幅も広くしてもらいました。すれ違ってもぶつからないぐらい広さが十分あるから、人が集まっても窮屈にならないのが正解でしたね」
キッチン近くに収納!
台所の向かいにあるのが、階段下のデッドスペースを利用した収納部屋。台所用品をはじめ、日用品がたくさん納められている。
情報は1個所に!!我が家の情報ステーション
リビングの壁の一部をマグネットボードに。画鋲を壁にさしたくなかったからとSさんのアイデア。「子どももまだ小さいので、プリントの連絡も多いし、家族誰もが通るところだから、チェックし忘れることもなく便利なんです」
蛇腹式の内網戸は使い勝手が悪いかも・・・
広げておけば、開放的な雰囲気も演出する蛇腹式の内網戸。「夏の時期は夜、外窓を閉めようとすると、結局虫が入りこんじゃうんですよね。いろいろ対処してみたんですけど、効果なし。こまめに開け閉めするところは、ちょっと考えものかも…」
カーテンはいらなかったかな・・・
リビングの蓄熱暖房機上にもうけられたサイドボード。家族写真がたくさんディスプレイされている。その両側にある小窓に取りつけられたカーテンに対し「明るさがほしかったから窓はつけたけど、カーテンは何となくもさっとした感じになっちゃったから、いらなかったかな」とSさん。
洗面脱衣室が狭い・・
「脱衣所が思ったよりせまくて…」洗濯機、洗面台をおいたら意外に窮屈なってしまったという脱衣所。また、農作業をした夫や遊び汚れたまま子どもが、外からそのままお風呂に直行できるように出入り口をつけたが、脱衣所は道路側に面した場所。外構がこれからなので、今は目隠しをして着替えをしているとか。「早く外構をなんとかしたいですね」
玄関の収納が少なかった・・・
「玄関の収納が少なかったですね」アウトドアスポーツが御趣味のSさん。靴だけでなく、スキー板などスポーツ用品もおけるような、奥行きある収納スペースも確保しておけばよかったと苦笑い。
建具は最小限にすることでコストダウン
北側にある玄関。網戸をつけたほうが風通しがよくなり、さらに涼しくなったはずだが、予算上カット。その他にも一部カーテンを取り付けなかったり、無駄にドアも作らなかった。
天然素材にこだわらければ大幅コストダウン!
天然素材にこだわることなく、壁はクロス貼り・床はフローリング(脱衣所はクッションフロアー)にした。「掃除も楽だし、十分です」
外壁も貼り分けでデザイン性アップさせながらコストダウン!
Sさんが気に入ってお願いしたブルー系の外壁を全面につかってしまうと、予算オーバーになってしまうので、ホワイト地もバランスよく組み合わせ予算内に収めた。こだわりはそのままに、妥協できる部分は妥協することも大切。
知人に頼んでコストダウン!
「畳は夫の後輩に、外構は私の弟にお願いしました」知り合いや身内にできるとこはやってもらうのもコストダウンのポイント。
お客様も自分も気を使わない間取り
リビングを通らずにお客さんがトイレに行けるようにと、玄関横にトイレを配置。その向かいに客間をつくった。「リビングの扉を閉めておけば、急な来客でも対応できるし(笑)」外壁にあわせたブルーの畳がモダンでお洒落。地窓もあるので、暑い時期でも風がぬけ涼しく寝れるそう。
床に段差をつけて、視線の高さを合わせました
キッチンはリビングよりも一段下げて、子どもとの視線を合わせるようにした。「台所で何かしながらでも、テーブルで子どもの勉強をみたり会話したりできるように」と、子ども思いなSさん。
広々収納スペース!
左右対称にある出入り口から、奥でひとつなぎになっている2階の収納蔵。この蔵の上に子ども部屋をつくった。のちのち間仕切りはする予定だが、階段をあがっての部屋はお子さんもお気に入りの場所。
収納や机はオーダーメイドで作り付け
家具をあまり置きたくなかったので、子ども部屋には什器屋さんにオーダーメイドで棚をつくってもらった。学習机がわりのテーブルをつけ、子どもたちの成長に合わせ自由に調整も可能。
たくさんのご友人がよく遊びにくることもあって、おもてなしがしやすいように考えられたSさん邸。家のカラーをブルーを基調に内装もコーディネイトしたことで、統一感がうまれモダンで落ち着きのある空間が広がっていました。また、お子さんへの思いが込められたSさんのやさしいこだわりも参考になりそうです。
レポーター:miho