Fさん家(栃木市)No.0023
エレフォン

憧れのアーチが似合う家 見学可能.png

おうちデータ

  • Fさん家(栃木市)
  • 築年数・・・10ヶ月
  • 延床面積・・・42坪
好きなインテリアは?

ナチュラル・カントリーですね。白と明るめの木目を基調とした感じが好きです。色味が多すぎるとごちゃごちゃしてしまうのでインテリアでは抑えめにしています。
好きな雑貨屋さん・家具屋さん  ローラ・アシュレイ、HUMPTY DUMPTY
参考にした雑誌 「私のカントリー」などのカントリー系雑誌

家を持つきっかけは?

前の家は古かったのですごく寒かったし、子供が成長するにしたがって手狭になってきたのでそろそろ建てたいなーと思っていたんですが、主人の仕事の都合などもあってなかなか実現できなくて。。。
でも、子供の高校受験前には絶対建てなくちゃ!と頑張って、無事間に合いました。

購入を考え始めたのは誰?

私です。本当は子供の中学入学までには建てたいと思っていたぐらいなんですよ。でも、主人が最初全然乗り気ではなかったので、なかなか進みませんでしたね。

なぜ、この施工会社に決めましたか?

この工務店さんと出会ったのは実は5年も前なんです。当時家づくりにあまり興味のなかった主人が、完成見学会のチラシを見て珍しく「行ってみようか」と。そのお家が私のテイストに合っていて、それから何度も見学会にお邪魔しました。途中、他の工務店さんも見たりしたのですが、無駄のない空間設計が気に入っていたのと、最後は価格で決めました。

お気に入りの場所は?

キッチンとリビングダイニングです。私の大好きなナチュラル・カントリーのテイストがたっぷり詰まっているので、ずっとお家で眺めていたくなりますね。
テレビとテレビ台だけがミスマッチで残念なのですが、そこは主人に譲りました(笑)

もう一度家を建てるなら、どんな家にしますか?

今のお家がとっても気に入っているのでまったく想像がつきませんが、しいていうならログハウスかな。一時あの外観や木のぬくもりに憧れていた時期があったんです。でもメンテナンスが大変そうだし、機能性や実用性を考えると住むのは難しいのかなと思います。

これから家を建てる方へのメッセージを

家は大きな買い物ですぐに交換できるものではないですから、納得のいくものに仕上げたいですよね。私は自分の好みや取り入れたいものについて、しっかりと工務店さんに伝えて相談にのってもらいました。そのうえで担当の方が、私の好みを活かしつつちゃんと将来のことも考えて、構造とデザインの両面から的確なアドバイスをくださったので、とても信頼できました。

ウチミセレポート

高気密・高断熱でどこにいても暖かい!!!

前に住んでいた家がとにかく寒くて、絶対暖かい家に住みたかったんです。高気密・高断熱壁と断熱サッシ+吹き抜け+蓄熱暖房機のおかげで、家中どこにいても本当に暖かいんですよ。引っ越してきたのが真冬の1月末だったのですが、すぐにその暖かさを実感して感動しました。

吹き抜けのおかげで暖気が2階まで流れていくので、2階の隅まで本当に暖かなFさん宅。高気密・高断熱壁はもちろん外の熱気も遮断するので、夏も家の中はひんやりしていてエアコンをほとんど使わなくても快適に過ごせるんだそう。


主婦の動線を1か所に集中!!

家事の効率化を考えて、バスルーム、キッチン、物干しスペースを1か所に集めて、すべて通り抜けられるようにしました。 忙しい朝や夜の家事もここでほとんど済んでしまうので、以前に比べて家事の時間がずいぶんと短縮されました!

機能的に配置された水回りは、スペースもゆったり取られていてとっても使いやすそう!物干しスペースには外から直接入ってこれるので、お子さんやご主人がリビングに入らずに汚れた服を洗濯機へ直行できるのも、主婦にとってはありがたいですね。


大容量キッチンパントリーとバスルーム収納!

キッチンとバスルームには、こだわって大きな収納を作ってもらいました。キッチンパントリーの籐カゴは、ネットショッピングを利用して大量購入したもの。これなら数も増やせるし、“見せる収納”を楽しんでいます。

水回りを繋ぐ動線を利用した大容量キッチンパントリーと、シンク下やデッドスペースをめいっぱい利用したバスルーム収納は、無駄のないスペース有効活用の技が光ります。籐カゴを使うことで、収納にもFさんのナチュラルカントリー・テイストが活かされていますね。


吹き抜けのキャットウォークを活用!

吹き抜けは壁いっぱいまで全面吹き抜けにせず、南側の窓にキャットウォークを設けました。そのスペースを利用して洗濯物を干したりしているのですが、リビングの暖気が吹き抜けから上にあがってくるので、夜干しても朝には乾いちゃうんですよ。

日当たりのよいキャットウォークは、デザイン性だけでなく機能性も抜群。洗濯物を干すだけでなく、子供部屋のベランダをカットして作った凹スペースには冷蔵庫を設置。1階まで飲み物を取りに行かなくても済むので、お子さんたちが重宝しているんだそう。



失敗ポイント

リビングと寝室の収納が少ない・・

リビングの収納を1カ所しか作らなかったのは失敗でしたね。余計なものが増えなくていいかなと思ったのですが、やっぱりちょっと不便…。今からキャビネットを買い足そうかと思っています。寝室のウォークインクロゼットも、出来たてで何も入っていないときは十分な広さだと思っていたんですけど、もっと大きい方がよかったですね。

あればあるだけありがたい収納ですが、大事なのは何をどこにしまうのかということ。事前に何をどれだけどんなふうに収納したいのか、考えておくことも重要なポイントですね。


子供部屋のロフトが暑い・・・

ベッドを置くスペースを考えて子供部屋にロフトを付けたのですが、暖気が上にこもるので夏は暑くて寝ていられないぐらいなんです。 冬は逆に暖かくてよいんですけどね。

無敵の高気密・高断熱も、こんなところに支障が出ることもあるのですね。おかげで夏場はFさんの寝室で一緒に寝ているので、冷房代の節約になっているそうです。


コストダウンポイント

カーテンと照明は施主支給で

カーテンの手配がすっかり後回しになってしまい、案の定予算が少なくなってしまったので、自分で安いお店を探して購入しました。サービスもよかったし、思いのほか安くなり一安心。同じく照明器具も、主人の会社で手配したり、インターネットで気に入ったものを探しました。

意外と大きな出費になるカーテンと照明器具。最初から予算取りをしておくことが重要ですね。ネットショッピングは品数豊富で価格比較もできるし、カーテンや照明器具はコストダウンしやすいポイントなのかもしれません。


突板フローリングでコストダウン

本当は無垢のパイン材のフローリングがよかったんですけど、キズや反りが出てメンテナンスが大変だというので、突板フローリングにしました。総レンガタイルの外壁にお金がかかった分、床でコストダウンできました。

突板のフローリングは安価で機能的でありながら、無垢フローリングのような天然木の風合いも楽しめて一石二鳥。妥協できるところは妥協して、コストのメリハリをつけることが大事ですね。


こだわりポイント

憧れのアーチを家じゅうに取り入れて

工務店さんが手掛けた商業施設や住宅見学会で見たアーチがあまりにも素敵で、「ぜひうちにも取り入れてください!」とお願いして、家のあちこちにアーチを作ってもらいました。特にお気に入りは、レンガタイルが貼られた玄関ホールのアーチ。レンガタイルは外壁に使われているものと同じものの色違いなんですよ。

外観、玄関ホール、リビングやキッチンの入口から寝室まで、本当に家のあちらこちらに施されたアーチの数はかなりのもの。直線が多い住宅に柔らかみを加えています。


総レンガタイル貼りの外壁

総レンガタイル貼りの外壁は、主人のこだわりなんです。工務店さんが以前手がけたレンガタイル貼りの建物を見に行ったときにすごく気に入ったようで。インテリアは私の好きなようにさせてもらったので、外壁は主人の好みにお任せしました。

遠くからでもパッと目を引く総レンガタイル貼りの外観は、重厚感があってクラシカルな印象。見た目のインパクトはもちろんですが、耐久性も抜群だそうです。


大人ガーリーな寝室

寝室は私だけのプライベート・スペースなので、お気に入りの家具やインテリアを置いて少しだけガーリーな雰囲気にしました。特にお気に入りなのはテレビ台。このサイズで理想通りのモノを探すのはとっても苦労しました。

白で統一された寝室は、ほどよい甘さが「大人ガーリー」な印象。インテリアだけでなく、ベッドボード上の大きなアーチや、観音開きの小窓などの建具も含めて、完璧にコーディネイトされているところがとても素敵です。


和モダンな和室

主人の好みは「和モダン」なので、主人の部屋は「和モダン」をコンセプトにした和室を作ってもらいました。シックな壁紙やはめ殺しの細い窓など、普通の和室とはひと味違ったおしゃれなお部屋になって、主人も満足しているようですよ。

玄関を入ってすぐの小さな引き戸を開けると、なんともおしゃれな和室が出現!シックなグレーの壁は全面にすると暗くなるので1面だけにして、はめ殺しの窓で明るさもキープ。大人の男性にしっくりくる素敵な和室でした。


Uchimise Photo 


レポート後記

mitan 取材当日、外はみぞれが降っていたほど寒い日だったのに、取材終盤までそれにまったく気づかなかったほど家の中はあったか!「家のどこにいても暖かい家に住みたかったんです」というFさんの願いをかなえた高気密・高断熱の底力を実感することができました。 5年越しで手に入れた念願のお家は、Fさんのセンスが光るナチュラルカントリーで統一された内装と、まさに童話「三匹の子豚」に出てくるレンガの家ように、暑さにも寒さにも負けない構造の両方を持ち合わせた素敵なお家でした。

レポーター:mitan

こちらのお宅は、 見学可能.png です

案件番号 No.0023 Fさん家(栃木市)
「憧れのアーチが似合う家」