ダウニーくんち(市貝町)No.0111
K-LIVING

インテリアが映えるアーリーアメリカンな家 見学可能.png

おうちデータ

  • ダウニーくんち(市貝町)
  • 築年数…4ヶ月
  • 延床面積…33坪
好きなインテリアは? 

元々はナチュラルなインテリアが好きですね。アイアンとか漆喰とか…。家づくりもそんなイメージでスタートしたんですが、プラン中に新婚旅行でハワイに行って、ラップサイディングの外壁など「アメリカンな感じ」がすごくかわいいと思うようになったんです。それで無理言って外観の計画を変更してもらい、中は当初のナチュラルな感じのままですが、アメリカンな雑貨などを合わせて楽しんでいます。

好きな雑貨屋さん・家具屋さん

ジョンソンタウンのショップ・アトミック

参考にした雑誌

Come home!

家を持つきっかけは?

籍を入れて2LDKのアパートに暮らし始めたばかりで、おうちを建てるつもりは全くなかったんです。でもアパートって、戸建て住宅のチラシがたくさん入るんですよ。いつもはすぐに処分していたのですが、ふと目に留まったのがこの家を建ててもらった工務店さんのポストカード。とてもオシャレで印象的だったので、ちょっと見に行ってみる?と軽い気持ちで見学会に行ったのが最初ですね。

購入を考え始めたのは誰?

アパートにポスティングされていた、見学会のポストカードを、何となく出先に持って行ってたんですよね。それで時間が余ったので、「行ってみる?」と言い出したのはどちらだったかな…?その見学会のおうちがまた、すごくかわいくて。おうちつくるのもいいかなって思ったんです。これもどちらともなくでしたね。気づけば家づくりがスタートしていました(笑)

なぜ、その施工会社に決めたのか?

人柄ですね。工務店の人たちは、みんな気さくで話しやすい人たちばかりなんです。見学会の後も全然勧誘してこないんですよ。他の会社の見学会も行ってみたのですが、びしっとスーツを着た人が見学会の会場にいたり、お礼状が届いたり…営業されてる感じが好きでなくて、他を見るのをやめ、お金の相談から土地探しまで、すべてこの工務店さんにお世話になりました。

お気に入りの場所は?

リビングでしょうか。吹き抜けの感じや、こだわった照明や雑貨を眺めているととても幸せな気持ちになります。(ご主人)
私はトイレかな。1階と2階で全く違うインテリアにしたんです。1階は私の担当、2階は主人の担当。見学会では、2階の方が評判がよかったという噂もちらほら聞こえるんですけどね。(奥様)

もう1度家を建てるならどんな家にしますか?

平屋ですね。この土地だと、庭がなくなってしまうは嫌だけど…老後2人になったら、2階は必要ないですもんね。

これから家を建てる人へのメッセージは?

後悔のないように、何でも工務店さんに伝えるといいと思います。私たちも、工事が始まってからも随分無理言って変更してもらいました。あとは、こだわるところにはこだわって、いらないところは省くことは大切だったと、自分たちの家づくりを振り返って感じます。

ウチミセレポート

収納場所をまず確保!

ダイニング奥の収納がある場所は、元々掃き出し窓だったんです。でも、リビングのモノを置くところがない!と急遽腰窓に変更して収納をつけてもらいました。パントリーも、人目につかないところにさっとモノを置けるから、とても重宝しています。食品ストックや犬のグッズまで置いているんですよ。うちはモノが多い方だから、収納場所を可能な限り確保しておいてよかったと感じています。

最近は、窓を大きく、たくさんとることで、収納家具の置き場に困るおうちも見かけます。その点、「この窓から庭へは出ない」と気づいて使いやすい場所に収納を作られたのは、とてもよい判断だったと思います。


リビングから来客に対応できるウッドデッキ

ナチュラルアメリカンな外観の我が家は、深い軒の下に、玄関からリビングまで伸びる長いウッドデッキがあります。便利なのが、宅急便などが来て取りに行くとき、わざわざ玄関を回らなくてもリビングから出られてしまうこと。アメリカンな家と言えば、この軒とウッドデッキが印象的ですが、こんな実用的な使い方ができるとは思いもしませんでしたね。

玄関とリビングの掃き出し窓が横並びの家はたくさんありますが、それをウッドデッキでつなぐと、雰囲気ががらりと変わります。「アーリーアメリカン」なウッドデッキは、オシャレなだけでなく実用性もある動線を作り出していたのですね。


バルコニーの壁が洗濯物の目隠しに

洗濯物を干す2階のバルコニーは壁が高いので、外を歩いている人から洗濯物が見えないんです。なので下着なども気にせず干すことができます。これはリクエストしたわけではなく、外観のデザインからそうなったのだと思いますが、特に洗濯物が乾きにくいということもなく、結果大正解だったと思います。

洗濯物は外干ししたいけれど、下着は人に見られたら嫌だから中で…という声も聞きますが、風や光が通る条件が揃えば、壁を高くして目隠しするという手段もあるんですね!外干し派の方は外からの見え方、要チェックです!


洗面台とドライヤーエリアは分けて

お客様が手を洗うために汚れものもある脱衣室に入ってほしくない、という思いと、ドライヤーは髪の毛の掃除の面から脱衣室内でしたい、という思いがありました。それらを両立させるために、洗面台は脱衣室とトイレから出た場所に、ドライヤーやメイクをする台を脱衣室内に、と分けました。スペースの関係で当初思っていたように椅子をメイク台の前に置いて…ということはしていませんが、分けたのは正解だったと思います。

何故かドライヤーは洗面台でするもの、という思い込みがあったのですが、分けてそれぞれを都合のいい場所に設置するというのは、とてもよいプランですね。お二人の朝の支度の時間が重なってもスムーズそうですね!



失敗ポイント

ウォークインクローゼットの幅が…

バルコニーを広くした分、削ったのがウォークインクローゼットの幅。本当は壁際にたんすを置きたかったのだけど、それでは通れなくなるから、今は子ども部屋に置いています。洗濯物は1階にも干せるから、バルコニーをそんなに広くしないでウォークインクローゼットを広くとった方がよかったかな、とも思いますね。

奥行のあるウォークインクローゼットは、意外と全体を活用するのが難しいのかもしれませんね。収納への希望は尽きないものですが、収納の大きさ・形に合わせて収納家具や服の置き方を変えていく方法はありそうです。


お風呂がアパートよりも小さくなって…

我が家のお風呂は標準の1坪タイプ。十分かと思ったのですが、実はアパートのお風呂は少し大き目サイズだったようで…。浴槽の位置が変わったのもあって、洗っているときに肘とかぶつけてしまうんですよ。標準よりひとまわり大きなサイズも選択肢にあったので、そちらにしておけばよかったなぁとちょっと後悔しています。

我が家も1坪タイプの浴室ですが、アパートが更に小さいサイズだったので、引っ越して、広い!と感じました。広さの感覚は、前住んでいたところの環境との比較によるところが大きいので、今と比べてどうか?を考えるのは大切ですね。


家事動線、後々はちょっと大変かな

今特に困っているということはないのですけど、年をとったときのことを考えると、洗濯を干すのが2階なので、ちょっと動線が長いですね。1階のウッドデッキか庭のどこかに干す方が楽なのかなと思います。そうすると見た目が崩れちゃうんですけどね…。

95坪という広い土地なので、ウッドデッキや庭の一部を上手く使えば、美観を損なわない物干し場、作ることもできそうです!何十年後かのそのときのために、色々プランを練るという時間も楽しそうですね。


ウッドデッキ、人工樹脂でもよかったな

お気に入りのウッドデッキは、本物の木で作ってもらいました。その質感はとても気に入っているのですが、メンテナンスなど長い目で見ると、コストカットも兼ねて人工樹脂のものでもよかったかな、と思ったりします。

日光や雨に弱いのがウッドデッキのデメリット。でも、この本物の質感は魅力的ですよね…。マメにおうちのお手入れを楽しめそうなご夫妻なら、塗料や防腐剤を定期的に塗るメンテナンスもこなせそうです!


コストダウンポイント

子ども部屋の作り込みは最低限に

まだ子どもがいないので、子ども部屋はお客さんが来たときくらいにしか使っていません。後々仕切れるように対照的な空間にしてありますが、収納棚は片方の部屋にしか付けていません。お客様が来たときに、荷物置き用に少しくらい収納があった方がいいかな…という気持ちでそうしました。カーテンもレースしか付けてないんですよ。子どもが実際に使う頃になったら、収納も作ればいいし、カーテンも好みのものを選べばよいと思っています。

子ども部屋のかわいいイメージでカーテンを選んだけれど、実際に使う頃になったらその柄は幼すぎた…なんて失敗例も聞きます。収納も使う時期によって最適な形状は異なりますから、スペースだけ確保しておくというのは賢明ですね。


漆喰とクロスを使い分け

コストダウンのために、2階の壁はクロスにしました。でも、寝室は長い時間過ごすところだから漆喰に、寝室内にあるウォークインクローゼット内はクロスに、と使い分けたんです。よーく見ると、はしごの向こう側に境目のラインが分かるんですよ(笑)。最初に予算を伝えてその中でやりくりをしてもらったので、基本的にコストダウンのために何かしたと記憶しているのはそれくらいですね。

最初に無理のない予算計画をきっちり組んで、その範囲で提案してもらうというのは精神衛生上よさそうですね。私の友人で「ここ削れる!」と血眼でコストダウンポイントを探し続けて疲れてしまったという人がいましたから。


こだわりポイント

インテリアを楽しみ尽くす!

色見本を見ながら、建具の色は全部変えたんですよ!タイルもパソコンで色の割合のシミュレーションをしてもらいながら決めたり、新婚旅行で買ってきた思い出のタイルをはめ込んだり…家づくりを本当に楽しみました。やっぱりここも板壁で!など直前のお願いも聞いてもらって、感謝しています。ニッチもいくつか作ったので、そこに飾る雑貨選びも楽しいですね。お気に入りの照明や雑貨に囲まれてくつろぐ時間は本当に幸せです。

おうちの中も外も、絵になるところばかり。外観のテーマ「ナチュラルアメリカン」にぴったりの照明や雑貨がおうちの中をさらにセンスのいいものにしていました。今すぐインテリアショップが開けそう!


デッキも庭の一部として楽しい場所に

庭と家の真ん中に位置するウッドデッキもお気に入りの場所です。軒裏を利用してハンモックをぶら下げました。朝方、鳥のさえずりを聞きながらこのハンモックで揺られていると、避暑地にでもいるような気分になるんですよ。庭一面に芝を貼ったら、「ワンちゃんいるの?」とみんなに聞かれて、そのうちに本当に欲しくなって犬を飼うようになりました(笑)。デッキで庭は狭くなったけど、違う楽しみ方もできる場所になったかな。

アーリーアメリカンの建物の代名詞である深い軒とウッドデッキは、玄関につながる通路であり、庭の一部であり、色々な役割を担う場所なのですね。庭で遊ぶワンちゃんをデッキに腰かけて眺めるのもいい時間なのでしょうね。


トイレは思いっきり個性的に!

トイレのインテリアは、1階は私が、2階は夫が担当して決めたんです。1階のアクセントクロスに使った壁紙は、ミッフィーの作者ディック・ブルーナが描いたものなのだそう。2階は壁が真っ青だったので、これは落ち着かないんじゃないの?と思ったのですが、意外と扉を閉めるといい空間なんですよね。内覧会で、どちらの方が人気だろうねなんて言ってたら、どうやら2階の方が人気だったとか…。

とても女性的な1階と、とても男性的な2階のトイレのインテリア。限られた場所だから思いきった色や柄を使え、個性的でステキな空間になっていますね。それぞれの床もクロスにぴったりのものを選ばれていて、完成度が高い!


吹き抜け上と階段上には外用フェンスを

2階ホールには、庭に使った外用フェンスを壁代わりに使っています。塗装も同じ色です。一体感があって面白いかな、と思って…。

お庭のフェンスと、そこに飾ってあったプレートが印象的だったので、階段を昇ったときにあっ!と驚きました。家の中にフェンスを使うって、あるようでなかなかないインテリアですよね。そこに飾ってある雑貨がまたアメリカンでかわいい!


Uchimise Photo 


レポート後記

kage ポスティングされたチラシをきっかけに、家を建てるつもりのなかったご夫妻が「家づくりって楽しそう」と思い、実際に満足のいく素敵な家を建てられたというのは、工務店さんとお客様の相性がぴったりだったことの表れですね。インテリアにこだわり、建てた後もおうちにぴったりの雑貨を探し歩いているというご夫妻。家が飾られていくと、暮らす人らしさが滲み出るとっても素敵な空間になるのだなぁと感じました。

レポーター:kage

こちらのお宅は、 見学可能.png です

案件番号 No.0111 ダウニーくんち(市貝町)
「インテリアが映えるアーリーアメリカンな家」