こまちゃん家(鹿沼市)No.0113
KUハウジング

光が降り注ぐリビングに家族が憩う家 見学可能.png

おうちデータ

  • こまちゃん家(鹿沼市)
  • 築年数…3年
  • 延床面積…40坪
好きなインテリアは? 

モダンな感じのインテリアに惹かれます。なんていうか、Rがあんまりなくて、かくかくしているのが好きなんです。そのほうが、部屋全体がすっきりして見える気がするんですよ。中でもMinottiっていうイタリアのインテリアショップはお気に入りです。取り扱っているモノは高級すぎてちょっと買うのは難しいけれど、インテリアの雰囲気や家具のデザインなどを参考にしています。

好きな雑貨屋さん・家具屋さん

WISE・WISE表参道(家具)、 ALESSIショップ青山(雑貨)

参考にした雑誌

モダンリビング

家を持つきっかけは?

やっぱり子どもが二人になって、アパートでは狭いと感じたことですね。以前のアパートでは子ども部屋を作ってあげることは出来ませんでしたし、収納も足りなくて、いろいろ飾ったりもしたかったけれどそういう場所もなかなか作れませんでした。上の子が中学校に上がるときか、下の子が小学校に上がるときぐらいのタイミングで引っ越しできるようにと思って考え始めました。

購入を考え始めたのは誰?

私はいつかお気に入りのグッズを飾ることができる家を建てたいなあ、とは思っていましたが、具体的な購入計画を考え始めたのは主人ですね。そろそろ義両親も高齢になってきたこともあり、側に住んだ方が何かと都合がいいだろうということで、義両親が住んでいるエリア内で土地を探すところから始めました。

なぜ、その施工会社に決めたのか?

本当にたくさんの施工会社さんに伺ったのですが、私の質問や疑問に全て答えてくださったのはこちらの施工会社さんだけでした。神社やお寺が何百年経っても建っているのに一般の家は数十年でダメになるのはなぜなのか質問したら、なんと木の腐っていきかたから始めてなぜ長く持つのかを詳しく説明してくださったんです!機能や家具、インテリアデザインのことまで、何を聞いてもすぐ返ってくるところに誠実さとセンスの良さを感じて、お願いするならここしかない!と決めました。

お気に入りの場所は?

私が一番好きなところはリビングですね。みんなの部屋の中心にあって、北と南のテラスから光と風が入って本当に気持のいい空間です。自転車のレースに出るぐらい自転車が好きな主人は、玄関脇の一室を自転車置き場兼自分の部屋にして大満足。高一の息子は窓から見える東武線がお気に入りで、窓の前の机には勉強そっちのけでNゲージのレールを設置しています。

もう1度家を建てるならどんな家にしますか?

この家は、ゆくゆくは子どもたちが独立して二人だけの生活になることまで考えて建てたつもりなので、次に家を建てることはおそらくないとは思います。でも、もしまた家を建てるとしたら、夫婦二人だけで過ごすためのワンルームの小さい家を建てるっていうのもいいかもしれませんね。

これから家を建てる人へのメッセージは?

とにかくたくさんの施工会社を回って、実際に設計するひとに会うのが一番です。直接話した方がいろいろなことを教えていただけますし、合う合わないも分かります。そしてその施工会社が建てた家を、一軒だけでなく何軒か見てみることをお勧めします。いろいろ質問をして、納得できるまで説明してくれるところがいいですよ。ただ、そのためにはお任せにしすぎず、自分でも勉強したうえで質問や提案をするとより説明に納得がいくと思います。

ウチミセレポート

パントリーは作らず、最小限のもので。

最近はどこのお宅もパントリーを作るようですが、収納はあればあるだけモノを置いてしまうので、敢えて作りませんでした。週に1,2回、使う分だけ買い物をして、使い切るのが性に合っているようです。やってみると、案外困らないものですよ。

食材をどのぐらい購入するか、どのぐらい調理器具が必要か等、作る前にそこに収納するモノの量ををしっかり検討し、その分量をきちんと入れられるよう、位置やサイズや使い方を考えた収納を作ってくださるんだそうです。


逆の発想で壁を汚さない!

子どもたちが壁を汚さないように、壁材は敢えてざらざらした、砂壁の塗り壁にしました。つるつるだとすりむいたりしないけれどベタベタ触って汚れてしまいますが、ざらざらの壁は最初に触って痛いことが分かると、いたずらをしなくなるので汚れがとっても減りますよ。

なるほど、確かに子どもって壁を汚しがちですが、一度痛いのを経験したらやらなくなりそうですね…自然と「家の中の移動はゆっくり!」になるかもしれません!


ハンガー置き場に困りません

使っていない時の洗濯物用のハンガー、収納場所を作っていただきました。これ、とってもいいですよ!洗濯物を干すところにあるのですぐ取り出せるし、とりこんだあとにしまうのも簡単です。小さいテーブルは、洗濯物を取り込んだときに置いたり、畳んだりするときに使っています。

使っていない時のハンガーの収納、盲点でした。掛けておくところがあったら絶対便利ですよね!ぜひ真似したいアイデアです。とりこむとき用の小さいテーブルも、動線を良く考えられていて、素晴らしいですね。


トイレには付けて、お風呂場のは外しました

トイレに行ったとき、何かしら持っていることってありますよね。スマートフォンや化粧ポーチ等、小さいものを置けるように台をつけていただきました。逆に、お風呂場には台や余計な機能を付けませんでした。お風呂場の掃除がとっても楽になりますよ。

確かに何かしらポケットに入れていたりすることがあるので、トイレにこういうちょっとした台があるのは嬉しい心配りですね。我が家もお風呂場は外せるものは全部外してもらったので、そうそう!と激しく同意。お掃除がほんと楽ちんです。



失敗ポイント

汚れが目立って残念な見た目に…

外壁の色が一番の失敗でした…。道路に面した側は、全面グレーで塗装しているので汚れは全然目立たないのですが、塀の中庭に面している側は、家の外壁に合わせて白っぽい外壁にしたら、雨が伝った跡が茶色く残ってしまって…。汚れを落とそうと、高圧洗浄機で洗ってみたりもしたのですがほとんどとれませんでした。内側もグレーに塗ろうかと考え中です。

白い壁だとどうしても目立ってしまいますよね。でも、全面グレーにしてしまうとお庭が暗くなってしまうかも…塗り直すときに汚れにより強い塗料を選んだり、コーティングなどで予防ができるといいですね。


やはり時間がかかりました

失敗と言うのかどうかわかりませんが、いろいろお願いして引き受けていただくと、ひとつひとつにすごく時間がかかるんです(笑)。きっとすごくたくさんのことを検討して、一番いいやり方を考えてくださっているのだと思うのですが、それでもやっぱりちょっと時間がかかったな…と、今思い返すとそう思います。でも、どの部分も出来栄えにはとても感謝しています!

確かに時間はかかるかもしれませんが、出来たものに満足できるのが一番ですよ!長ければ長いほどしっかり考えていただけているんだろうなあ、と思うとワクワク感が増しますね♪


コストダウンポイント

カーテンはリーズナブルに

寝室とリビングの南側の窓のカーテンは、一番シンプルで価格の低いものにしました。天井まであるサイズでかなり大きいため、コストダウンになったと思います。

クリームホワイトの無地とシンプルなレースのカーテンは、とても軽やか。リビングのちょっとかっちりめのインテリアがカーテンのやわらかさで中和され、心地よい空間になっています。これでお値段抑えめなら、言うことなしですね。


手足を駆使してコストダウン

外溝の柵や一枚板のカウンター等、コストを下げるために施工会社さんが自ら制作したり、買い付けたりしてくださっているんですよ!柵は最初はメーカーさんのモノを使うつもりだったのですが、見積もりを取ったらびっくりするお値段で…。「それならうちで作ろう」と作ってくださって、本当に頭が下がります。主人も布団干しや物干し場を自作して、コストダウンに貢献してくれました。

施工会社さんが本当に親身になって建ててくださっていて、嬉しいですね。ご主人は溶接関係のお仕事をされているそうで、物干し場や布団干しは、ぱっと見まったくそれとはわからない、スタイリッシュなものでした!


サッシの色は意外と盲点でした

外壁のグレーに合わせ、サッシの色を内側は白、外側がシルバーのものにしたのですが、色を変えると結構コストがかさむとのこと。庭に面した窓のサッシは両面白にしましょう、とご提案いただき、家の外壁もサッシに合わせた白になりました。それだけで数十万のコストダウンになったそうですよ。

最近はサッシの色も、いろいろ選ぶことができるようになりましたね。外壁や屋根との組み合わせを考えるのはとても楽しそうです。このように、こだわりとコストダウンの上手い着地点を見つけられるといいですね。


こだわりポイント

ファミリークローゼットが大活躍!

家族の洋服は、ほとんど全てファミリークローゼットに収納しています。帰宅したらクローゼットを通り、上着やカバンを一次置き場に置いて洗面所で手を洗う、という動線が本当に便利です!一人に一つずつ引き出しがあり、一度着たパジャマは脱いだらそこにぽいっと収納し、お風呂のあとに取り出して着る、という仕組みで脱ぎ散らかしを防止。高さを変更できるハンガーポールは、季節ごとに丈の異なる衣類のちょい掛けに重宝します。

この動線に合わせた収納がお見事!通り道にあるなら決まっているところに置こうかな、畳まなくてよいなら引き出しに入れようかな、っていう気持になれますよね。生活スタイルに合わせた、大満足の収納ですね。


洗面台は綺麗をキープしやすいものを

洗面所の鏡は、三面鏡になるように付けていただいて、朝の身支度に使っています。二人並んでできるように、幅を広くとりました。洗面台はアイカのもので、施工会社さんと一緒に展示場まで見に行って選びました。洗面ボウルとカウンターの継ぎ目がないタイプで、傷や汚れが付きにくくて掃除がとっても簡単です!脇に棚板を動かせる収納もあり、4人分のモノがしっかり収納できています。

この継ぎ目のない洗面台、洗うのが簡単そうでいいですね。カウンターはメラミン化粧板で、柄が100種類以上あるそうですよ!洗面所はいろいろなサイズのモノを使うので、棚板が動かせる収納は使い勝手がよさそうです。


キッチンは機能も素敵も叶えたい

ブラックウォールナットの一枚板のカウンターテーブルは、こだわりの一枚です!施工会社さんが木場の材木問屋まで買い付けに行って、抱えて帰ってきてくれました。キッチン側にはリビング側から見えないように奥行きの深いスペースがあり、洗ったモノはここに置いておけばキッチンは常にすっきり見えて助かります。背面の棚は、買いためていた雑貨のサイズに合わせて作っていただいたもの。おかげさまでやっと飾ることができました!

シンクのところにあるスペースは、ここまで奥行が広いものは初めて見ました!これだけしっかりスペースがあると、ざるやボウルなどの大きなものも置けていいですね。Alecciのキッチンツールのディスプレイが素敵です。


カーテンボックスを使ってすっきりと

カーテンのレールがむき出しになるのが嫌だったのですが、施工会社さんにご提案いただいた埋め込み式カーテンボックスにしたら、とってもすっきりまとまりました!天井から下げた方が部屋が広く見えるし、カーテンを開けた時にもレールが見えなくていいですよ。寝室はカーテンに加え収納のドアも天井まであるタイプにしたため、天井を他の部屋より低くしたのですが、低さは全然気になりません。

カーテンと収納のドアが縦のラインを作っているので、実際より天井が高く見えますね。エアコンも目立たないようにすっぽり収められていて、余計な凸凹がなく、お部屋が広く感じられます。


Uchimise Photo 


レポート後記

カリカナリホ ドラマの撮影に使われそうな、スタイリッシュなお宅にびっくり!自宅でエステを営んでいると伺い、なるほどと納得。家族みんなのエリアは、設備やインテリアはもちろん、使い勝手もとことんまで考えて作りこまれていてとても機能的です。一方で、それぞれのスペースは各自にお任せ…というゆるさが居心地のよさにつながっているのではないでしょうか。先日は下のお子さんの部屋に机を設置していただいたそう。そんな末永いおつきあいも素敵です。

レポーター:カリカナリホ

こちらのお宅は、 見学可能.png です

案件番号 No.0113 こまちゃん家(鹿沼市)
「光が降り注ぐリビングに家族が憩う家」