みくはぐの家(栃木市)No.0118
オーガニックスタジオ

好きを塗り重ねたヴィンテージな家 見学可能.png

おうちデータ

  • みくはぐの家(栃木市)
  • 築年数…7ヵ月
  • 延床面積…36坪
好きなインテリアは? 

基本的にはブルックリンスタイルが好きです。存在を主張し過ぎない程度に可愛い物を取り入れるのも好きかな。家を建てる前から買い集めていた照明や雑貨などを施工の時に設置してもらったり、ヴィンテージテイストの雑貨をミックスコーディネートして、揃えて行くのを楽しんでいます。ここ数年流行っているだけあって、ネットや古道具屋さんで探している雑貨がよく見つかります。

好きな雑貨屋さん・家具屋さん

scales department Antiques 、仁平古家具店

参考にした雑誌

プラスワンリビング

家を持つきっかけは?

主人の職場で身近に家を建てた人がいて話を聞く機会があり、家を建てることに興味を持ち始めたのがきっかけでしょうか。もともとアパート住まいで家賃を払い続けるならいずれ家を持ちたいと、漠然とした考えは持っていたので。土地が見つかってからは具体的に話しが進んで行きました。

購入を考え始めたのは誰?

主人かな。私も考えていなかった訳ではないけれど何をどうしたらいいかピンと来なかったこともあって、土地が決まるまでは主人が主体でした。

なぜ、その施工会社に決めたのか?

ネットで好みの家を探していたときに見つけて実際に見てみようと言うことになり、完成見学会へ行ったのがキッカケですね。モデルハウスが好みのテイストそのもので地元にこんな素敵な施工会社があるなんて!と迷わず決めました。建つ前から、気に入って見ていた雑誌の1ページみたいに、イメージ通りに仕上がるだろうなって想像していました。

お気に入りの場所は?

主人はリビングですね。いつも定位置に居るんですよ(笑)。床から一段上がった窓際のスペースは、間口も奥行もあるので寝転んだり座ったりと様々に使えます。休日や食後などほとんどの時間をここで過ごしているかも。この頃は寒くなって来ましたが日当たり抜群で晴れた日は暖房なしで過ごせます。私はそんなリビングも好きなのですが、一番のお気に入りと言うとダイニングかな。集めていた小物や家具を一番多く置いていますからね。

もう1度家を建てるならどんな家にしますか?

実はとても悩んで薪ストーブを諦めたので、薪ストーブのある広々とした平屋がいいです。生活の利便性からは離れた小高い丘の上に建つ別荘のようなイメージで、家の中に居ながら自然を感じ取れるような開放感のある間取りにしたいです。広い土間にも憧れるし、縁側に腰かけて景色をのんびり眺めるのもいいですね。

これから家を建てる人へのメッセージは?

こだわりたい部分を最後まで見失わないように気を付けるといいと思います。情報量が多い時代なので、迷い過ぎてこだわりが形を変えてしまうこともあるので。必要な情報を上手にチョイスして、一番最初にイメージした物を大事にしてほしいです。自分たちの建てたい家のイメージに近い画像を手元に置いておくのもいいかもしれませんね。

ウチミセレポート

動線の良さが活きる

シュークロークは扉で区切って一つの部屋のように使おうと思っていました。買い物してきてそのまま荷物を一時的にしまっておくことも出来るし、パントリーやキッチンに繋がっているので直ぐにしまうことも出来ます。他にも雨の日に帰って来て合羽の置き場に困ることが無くなりました。アパートのときは手狭でしたから広く取ろうと決めていました。

玄関土間続きで繋がっていることが多いイメージのシュークロークですが、こういった独立した部屋として設置することで多様な使い方ができるのですね。


分けて正解

洗面スペースと脱衣所を分けました。お風呂上りに必要な衣類を入れている家具が、階段下に丁度収まるように高さを確保してもらいました。日当たりのいい南向きの部屋なのでランドリースペースも兼ねています。花粉や梅雨の時期の部屋干しにも便利です。洗面スペースは、広くは取れませんでしたが、お客さまが使うときに洗濯機回りの視線を気にしなくていいので分けて正解でした。

どうしてもプライベート感が出てしまう脱衣スペース。これなら来客時も安心ですね。L字に配置された洗面ボールと鏡が、ご夫婦で使う時間帯が重なったときの不便さを解決してくれたそうです。


広さを優先

主人も料理をするので、シンクとガス台を分けて間を広めに取りました。二人で一緒に立っても動線がスムーズです。作業スペースが二ヶ所になって、それぞれが材料など広げられるので使い勝手もいいです。シンク前の壁は高めにしてもらったので手元も隠せます。オープンなキッチンはお客さまがいらしたときなど緊張しちゃいますから(苦笑)あと、作業がしやすいようにガス台の方の高さを少しですがシンクより低くしてもらいました。

作業や身長に合わせた高さに調節されていると、少々長い時間キッチンに立っていても身体に負担がかからずに済むかもしれません。どんな風に使うかをよく考えて配置することは、ぜひ抑えておきたいポイントですね。



失敗ポイント

サイズの伝達は難しい

鏡の高さを失敗しました。土間の施工の前に鏡を入れる必要があったので何度も計算したのですが慌てちゃったのか、結果的に前に立つと丁度、首のところで切れてしまうんです(苦笑)ほんの少し膝を曲げれば済むんですけれどね。妻は丁度いいから良しとしています。

せっかくですし、姿見ですから全身映った方がよかった。とご主人が実際に鏡の前に立ってお話しくださいました。どの位置からのサイズなのか、最終的にどの高さになればいいのかなどの確認は細かに必要なのですね。


使い方に合った仕様選び

吹き抜けの窓は誰も開けられないのにサッシを入れてあるんです。はめ殺しか、下から開閉できる作りにすればよかったかなと思います。風通しは十分にいいのですが、気持ちのいい気温の季節は開けられたら尚良かったですよね。

南から北に向かった勾配ですから、風の通り道として抜群の位置の窓でした。確かに明り取りだけにしておくにはもったいない気もします。仕様を選ぶときは、季節や一日の使い方をイメージすることが大切なのかもしれません。


開け閉めのしやすさは重要

動線上の一番活躍する扉なので、その重さが開閉のたびに気になります。一つの部屋のように使いたかったので、暗くならないようにガラスを入れてもらうことを決めていました。でも明り取りならもう少し小さくてもよかったし、こんなに重く感じないで済んだかなと思います。

重たい荷物を持った状態だと余計に重く感じるかもしれません。動線がいいだけにその開閉が頻繁となると、より軽い方が使いやすいのは確かですね。いろいろな場面で使い方を想定して、素材選びをするのはポイントの一つですね。


コストダウンポイント

選んで省きました

キッチンのパントリーや、子ども部屋を予定している部屋の収納スペース、ウォークインクローゼットの入り口などの扉を省きました。スクリーンやのれんなど、好みの生地で自由に仕切って使っています。気分で模様替えも気楽にできるし、自分で作れば更にコストダウンになりますよね。

部屋に合ったイメージの生地でそれぞれが目隠しされていました。端を縫っただけですよ(笑)と奥さま。サンプル生地を利用したお手製のれんが印象的でした。扉も数枚となればかなりのコストダウンに繋がるのではないでしょうか。


アクセントで遊び心のコストダウン

玄関はタイルを予定していたのですが、コストダウンのために土間にしました。シュークロークの扉にガラスを入れることや姿見の周りにタイルの施しなどを予定していたので、大好きな小物でアクセントを付けてみました。

予算をただ削るだけのコストダウンではなく、アクセントを施すことで楽しみながら家づくりが出来ますね。コストをかけたい部分にどのくらいかかるのかを具体的に知っておけば、無駄を省く近道になりますね。


最後まで頑張りました

床に塗るワックスを作る所から塗るまで、自分たちでやりました。思いのほか大変で休日はほぼ一日やっていたと思います。塗る量の加減が難しかったです。大変だったけれどコストダウンになりましたし、塗り終わるころには愛着も湧いてきました。家づくりに参加できて良かったです。

家づくりの一工程に携わることでコストダウンにつながるなら、積極的に参加したいですね。技術的な物はなかなか難しいかもしれませんが、経験できる機会は魅力なのではないでしょうか。コストダウンを兼ねるなら尚更ですね。


こだわりポイント

南向きのこだわりスペース

休日や食後などくつろぐときはいつもここです。この頃は寒くなって来ましたが、日当たりが良いので晴れた日は暖房が必要ないくらいです。腰かけるだけでなく座っても使えるスペースですから、お客さまがいらしたときや将来家族が増えたときなども活躍してくれると思います。我が家のシンボル的スペースかもしれません。

お話を伺った日は薄曇りでしたが暖房がなくても十分に暖かく感じました。小春日和にお昼寝も気持ちよさそうです。腰かけたり寝転んだり、机代わりにしたりと自在なスペースがくつろぎ空間なんて羨ましいですね。


こだわりの作業スペース

主人のお気に入りスペース隣に私専用のスペースがあります。ミシンを出してちょこっとした物を作ったり、仕事を持ち込むこともあります。完全には囲んでいないのでときどきテレビを観たりしています(笑)。足元の小窓は遊び心で開けてもらいました。二匹の飼い猫もお気に入りのようです。

奥さま専用のスペースはさながら基地のイメージで、思わずいいな!と感想を声に出して言ってしまったほど。壁で完全に仕切るのではなくガラスや開放スペースがあり、閉鎖的になり過ぎない丁度いい印象を受けました。


適材適所の床材

階段の踏み板は自分たちで工具を使って節を出し、滑り止めを兼ねました。質感がとても気に入っています。他にはキッチンや洗面スペース、脱衣所など調湿性に優れた炭化コルクを使っています。寝室は朝起きたときや寝る前などヒヤッとするのを避けたかったので、杉を使いました。色も部屋に合わせて明るくしてもらいました。

階段の踏み板それぞれが違った表情になっていました。節などの凹凸を出すことで滑り止めにする発想が、こだわりの家づくりを印象付けました。使用目的に合った物を丁寧に選ぶことはとても大切ですね。


Uchimise Photo 


レポート後記

けい 家の中の様々なところに奥さまの遊び心が見え隠れ。ブルックリンスタイルと自然素材の優しい質感が融合した空間は、心安らぐゆったりとした空気が流れていました。玄関の土間に埋め込まれた蹄鉄には、「幸福が逃げない」、「幸福が溜まる」などの意味があると伺いました。丁寧に選ばれた家中の素材やインテリアが幸福そのもののように感じました。

レポーター:けい

こちらのお宅は、 見学可能.png です

案件番号 No.0118 みくはぐの家(栃木市)
「好きを塗り重ねたヴィンテージな家」