Sさん家No.0127
こだわりのタイルが映える家
おうちデータ
- Sさん家(栃木市)
- 築年数…1年
- 延床面積…35坪
- 好きなインテリアは?
-
家を建てようと思うまでは特にこだわってはいなかったのですが、建てることが決まっていろいろ調べたときにいいなと思ったのがカントリー風インテリアです。なかでもレトロで使い込んだ感じのものがいいですね。インテリア本をいろいろ読んだり、ネットで検索して情報を集めました。
- 好きな雑貨屋さん・家具屋さん
-
Old Friend、工務店さんのパンフレット「キトル」
- 参考にした雑誌
-
栃木の家づくり 30代夫婦が作ったカントリーの家
- 家を持つきっかけは?
-
ここはもともと主人の実家の建っていた土地なんです。実家は築35年、床が抜けそうなところがあったりと、そろそろ建て替えの時期でもありました。その上、子どもが2人ともとにかくやんちゃで…走りまわったりジャンプしたり、家が壊れちゃう!誰かが怪我をする前に建て替えなきゃ!と思って決心しました。
- 購入を考え始めたのは誰?
-
そんなわけなので、建て替えせざるを得なくなったと言うか(笑)。もともと結婚当初から「時期が来たら建て替えよう」という気持は夫婦2人とも持っていたので、ちょうどいいタイミングだったんだと思います。
- なぜ、その施工会社に決めたのか?
-
いろいろ見た雑誌の中で「これかわいい!」と思ったのが輸入住宅だったので、ネットで調べてオープンハウスに見学に行ったんです。その家はアメリカンカントリーの家だったのですが、照明やタイルの使い方がすごくかわいくて一目ぼれ!即決でした。
- お気に入りの場所は?
-
タイルを使ったトイレと洗面所とキッチンですね。一目ぼれしたタイル使いをわたしの希望に沿って駆使していただいて、大満足です。主人のお気に入りはリビング。休みの日は一日中リビングで過ごしています。今はリビングの畳スペースは子どもの遊び場になっていますが、大きくなったらこたつを置いてのんびりしたいですね。
- もう1度家を建てるならどんな家にしますか?
-
今回はフレンチカントリーの家にしたのですが、もしもう一度建てられるならアメリカンカントリーの家もいいなと思います。サイディングを使った木目調の外観の家や、白と青の、アメリカの海沿いにあるような家、建ててみたいですね。
- これから家を建てる人へのメッセージは?
-
遠慮しないのが一番だと思います。いろいろ相談すると、自分たちでは全く思いつかない方法を考え出してくれるんです。室内犬のスペースがちょっと狭くてどうしよう、と伝えたら、「ここ、下の方なら奥まで空間が取れますよ」と広げてくれたり、いろんなご提案をしていただけました。積極的に質問や相談、するといいですよ。
収納の中にコンセントをつけて大正解!
電気工事の仕事をしている主人が洗面所の棚の内側にコンセントをつけてくれました。これがシェーバーなどの充電に大活躍!掃除機も充電タイプを使っているのですが、こちらも収納内のコンセントに充電器をつないでいるので、充電しつつ収納できて便利です。
ぐるっとつなげて行き来が楽ちん
キッチンとパントリー、洗面所とつながっているので、行き来がとても楽で日常の家事がスムーズに進められます。洗濯の進み具合を気にしながら子どもたちの様子を伺いつつ食事の準備、なんてこともできて、大助かりです。
パントリーがキッチンだけでなく洗面所ともつながっているので、食べ物のストックだけでなく洗剤などのストックもここに収納できるんですね。買い物から帰ってきたあとの動線が短くて、とても使いやすそうです!
小型犬なら目立ちません
床はパイン材で塗料を一度塗りして壁材との一体感を出してもらいました。紹介してもらって購入したお気に入りのローボードともマッチしています。家の中で犬を飼っていても、小型犬だからかキズはあまり目立たないですね。
家の中でペットを飼いたいなと思っても、なかなか踏み出せない理由の1つが床のキズ。でも確かに、わんぱく盛りのお子さん2人と犬がいるとは思えないほど、綺麗な床でした。
濡れたくないけど日差しもあてたい
ベランダの物干しざおをかける位置がちょっと奥すぎて、雨は全く当たらないのですが日差しも当たりづらいんです。もう少し前につけてもらえばよかったな、と思っています。子どもたちも沢山汚すので、もう少し数もつけてもらっても良かったかな。
物干しざおの位置は中から干すのには便利に見えますが、確かにもう少し日の当たる位置にあったら嬉しいですね。もうちょっと干す場所を増やしたい、ということですので竿受けをもう1セット、日の当たる位置につけてあげてもよさそうです。
サイズを測らずちょっと失敗
洗面所の鏡、「これぐらいだろう」と思って買ったらちょっとサイズが大きすぎたんですよね…。なのでちょっとだけ、洗面台の幅からはみ出てしまいました。実は冷蔵庫ももうちょっと大きいサイズのものを買うつもりだったのですが置けなくて、今の冷蔵庫を買ったんです。サイズ、大事ですね。
なるほど、確かにちょっとはみ出てしまっていますね…。探しているもののサイズ、ちょこちょこっとメモしてスマホで撮影しておくと、出先で「これは!」ってものを見つけたときに、いつでも確認できますよ。でも、なんとかなるサイズでよかったですね。
靴箱の下の空間の高さが足りない!
主人が仕事の時に履く靴は汚れたりすることも多いので、靴箱には収めず土間に置いています。本当は同じ土間でも靴箱の下の空間に置こうと思っていたのですが、背の高い靴なのでちょっと入りきらず、がっかり。ここに置けたら玄関がすっきりしたんですけどね。
確かにブーツタイプの靴を置くには高さが足りなかったか…。でも、家族4人の靴を収納するのに十分なサイズの靴箱。入口のアーチやパタパタと動く扉がとってもかわいい!扉は目隠しにもなって一石二鳥です。
予算をぐっと抑えるために
1階に沢山希望を詰め込んだので、2階はできるだけ予算を抑えられるようにしていただきました。2階の床はフローリング、壁と天井はクロスを使ってコストダウンしています。1階の天井も実はクロス張り。塗り壁と一番違和感のないクロスを、沢山の種類の中から選んでいただきました。
2階はシンプルに、ということで、白いフローリングと白い壁が基本。お子さんの部屋はお子さんの選んだ空の壁紙を天井に、寝室はご主人の選んだシックな壁紙を正面にだけ貼ってアクセントに。シンプルな中にも遊び心があって素敵です。空の壁紙は、夜、電気を消すと星が光るそうですよ。
ブラインドよりカーテンの方がコスト安
窓周りはご提案していただいたのですが、最初は1階も2階もブラインドタイプだったんです。でも、カーテンタイプの方がコストが抑えられる、ということで2階の分は全部カーテンタイプに変更していただきました。でもとても素敵なカーテンを付けていただいて、気に入っています。
カーテンタイプに変更はしたものの、窓周りは壁紙や照明と合わせてコーディネートしていただいたそう。それぞれの部屋に個性があってとても素敵です。窓周りって、お部屋の印象をすごく左右するんですね。
ガスからオール電化に変更
最初はガスがいいなと思っていたのですが、電化上手っていう電気代が安くなるプランを紹介していただいて、オール電化に変更しました。光熱費が抑えられる上に、掃除しやすいし火が直接出ないので子どもがいても安心です。
電化上手というプラン、今は残念ながら新規のお申し込みは出来ないそうですが、そういうお得なプランを教えていただけるのはとても嬉しいですね!ランニングコストだけでなく、掃除が楽なところもポイント高いですね。
タイルはこだわりのライトグレー
キッチン全面にうすいグレーのタイルを使いたいのになかなか見つからなくて、すごく頑張って探していただいてやっと見つかったのがこのタイル。おかげさまでお気に入りのキッチンが出来ました!タイルは目地の汚れの掃除が大変ですが、日々頑張って掃除して、キレイを保っています。
角のアールのついたタイルがないため、職人さんが手作業で切って貼りつけたそうです。キッチンのシンクも左右に作業スペースのあるこだわりの配置。冷蔵庫からものを出したときに置くスペースにもなって、とても使いやすそうですね。シンクや取っ手のチョイスもこだわりがいっぱいです。
トイレは一番のお気に入り
トイレはディスプレイスペースも兼ねていて、季節の飾りつけを楽しんでいます。灯りと洗面ボウルはご提案していただいた中から選んだもの。那須で購入した鏡ともマッチして、とても気に入っています。灯りを付けるとガラスの中の気泡の影が壁に映って、とても綺麗なんですよ。
洗面台部分に帯状にぐるっと貼りつけたタイルがアクセントになって、とってもかわいらしいスペースになっていますね!灯りの位置が部屋の真ん中ではなく鏡の上にあるので、鏡を使う時も顔が影になりにくく、使いやすそうです。
作業スペースを広くとって快適に
最初のプランではもっと小さい洗面所だったのですが、タオルを入れるところがほしくて作っていただき、併せて作業スペースも広くなりました。おかげで毎日のお化粧がとてもやりやすいです!洗濯機の後ろの小窓はちょっと開けにくくなったけれど、毎日開けるわけではないからよしとしました。
毎日使うモノが使いやすいのが一番!メイク道具を広げられる洗面台はとてもありがたいですね。洗面台全面に使ったミックスモザイクタイルと、色味を合わせた蛇口やディスプレイがお洒落です。
Uchimise Photo
取材中、家の外には黒いわんこ、家の中には白いわんこと子どもたちが走り回ってとても賑やか!休日はきっと、リビングや庭でご主人と子どもたち、たくさん遊んでいるんだろうなあ。それを眺めながらお気に入りのキッチンで料理する奥様、目に浮かぶようです。奥様のこだわりとご主人のこだわりを上手に組み合わせた、ディテールまでこだわった素敵なお宅でした。
レポーター:カリカナリホ
収納の中のコンセント!さすが、ご主人の職業ならではの着眼点ですね。新しく家を建てる方にぜひお伝えしたいポイントです。充電タイプの家電は収納場所で充電できるようになっているといいですね。ウォーターサーバーを考えている方もぜひコンセントの位置、ご検討ください。